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いま買わない方がいいiPhone機種はどれ? 2025年に購入すると損する「中古iPhone」を解説

2025年9月に「iPhone 17」シリーズの発売が開始。新たに「iOS 26」もリリースされ、iPhoneは大きな動きをみせました。これを踏まえて、「あまり購入をおすすめできない機種」を解説します。※画像:筆者撮影

ばんか

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月間50万PVを達成している「あなたのスイッチを押すブログ」を運営するブロガー。iPhone・Mac・Evernoteなど、ITサービスやガジェットの使い方を取り上げ、ビジネスやライフスタイルを楽しく便利にするヒントを紹介している。本業はホームページ制作会社のディレクター。

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いま買わないほうがいいiPhone機種

いま買わない方がいいiPhone機種 ※画像:筆者撮影

2025年9月に「iPhone 17」シリーズの発売が開始。新たにLiquid Glassを採用したデザインの「iOS 26」も同時にリリースされ、iPhoneは大きな動きをみせました。これを踏まえて、現時点で「あまり購入をおすすめできない機種」を解説します。

結論からお話しすると「iPhone 11より以前の機種」および「型落ちのProモデル」は購入を控えることをオススメします。
<目次>

iPhoneを購入する際に考慮するべきこと

実は、iPhoneでできること自体は、どの機種でもそれほど大きくは変わりません。

「動作が速い」「カメラが高性能」「バッテリーの持ちがよい」などの性能差はありますが、基本的な部分は変わらず、「必要なアプリを入れて使う」という仕組みや、操作する画面のデザインもほぼ同じです。この点がiPhoneの良いところでもあるので、普通であれば自分が好きな機種を選んで何も問題ありません。

しかし、いくつかの古い機種では、iPhoneとしての機能が十分に使えなくなる場合があります。「最新の機能が使えない」「セキュリティーが弱くなる」「アプリが使えなくなる」といった理由から、購入を避けたほうがよい機種が存在するのです。

また、あまりにも古いiPhoneは、経年劣化や本体の性能不足が不安材料になります。たとえ安く手に入ったとしても、必要なスペックが足りず、一部のアプリが使えないということも十分に考えられます。

それでは、2025年9月時点で「購入をおすすめできないiPhone」を具体的に紹介します。

■ iOS26に対応していないiPhone
古いiPhoneは、現在の最新OSである「iOS 26」をインストールできません。iOS 26に対応しているiPhoneは、以下の通りです。
 
  • iPhone16e
  • iPhone16シリーズ
  • iPhone15シリーズ
  • iPhone14シリーズ
  • iPhone SE(第3世代)
  • iPhone13シリーズ
  • iPhone12シリーズ
  • iPhone SE(第2世代)
  • iPhone11シリーズ
iOS 26より古いバージョンのiOSはサポートが終了し、セキュリティーアップデートも今後は順次行われなくなります。また、アプリも最新のiOSを基準に作られるため、古いiOSでは新しいアプリが使えない場合や、正常に動かない場合が出てきます。これからiPhoneを買うなら、最低でも最新iOSに対応しているものを選んだほうが安心です。

■​​​​​​ iPhone 11 / iPhone SE 第2世代
iOS 26に対応している機種の中でも「iPhone 11」と「iPhone SE 第2世代」は個人的には非推奨です。理由は「コストパフォーマンス」と「サポート対象期間」2点です。

まずコストパフォーマンスですが、私が調べたところ中古の「iPhone 11」と「iPhone 12」の相場価格の差は1万円未満でした。「iPhone SE 第2世代」と「iPhone SE 第3世代」も同様で、この程度の小さな価格差であれば、少しでも新しい機種を選んだほうが、長く使えます。

次にサポート期間についてです。「iPhone 11」と「iPhone SE(第2世代)」は、iOS 26対応機種の中では最も古いモデルになります。そのため、今後最初にサポートが切れる可能性が高いです。せっかく買っても、1年ほどでiOSのサポートが終了するかもしれません。長く安心して使うためにも、少なくともiPhone 12以降の機種をおすすめします。

■ 型落ちしたProモデル
また、古くなったProモデルもあまりオススメできません。Proモデルは、同じ世代のシリーズの中では最も高いパフォーマンスを発揮しますが、型落ちしてしまうと、パフォーマンスの高さを感じにくくなります。

むしろ、古いProモデルより1~2世代新しい標準モデルのiPhoneの方が、最新のチップを搭載し、バッテリーの劣化も抑えられていたりするので、長く快適に使える可能性が高いです。

個人的にオススメしたい古いiPhoneは「iPhone 15」

逆に、今中古でiPhoneを購入するなら、個人的には「iPhone 15」をオススメします。iPhone 15はハードウェア面で大きく進化し、iPhoneの歴史の中でも転換点となったモデルです。

まず注目したいのは、「ダイナミックアイランド」の採用です。従来は、液晶画面の上部に「ノッチ」と呼ばれる、カメラやセンサー用の切り抜き部分が存在していたため、画面の一部が欠けているような見た目でした。 しかしiPhone 15ではこのノッチがなくなり、新たにステータスバーが導入されました。これによりiPhoneの前面が全体的にディスプレイになったような洗練されたデザインが実現しています。

次に、「USB-C端子」の採用も大きな特徴です。これまでの充電ケーブルはiPhone 15以前の充電ケーブルはApple独自の「Lightningケーブル」でしたが、この機種から一般的に広く使われているType-Cケーブルが利用できるようになりました。そのおかげで、他の電子機器とのケーブルを共用できるようになり、使い勝手が大きく向上しています。

加えて、「サイドのアクションボタン追加」「メインカメラが48MP対応」「光学2倍ズーム可能」など、大幅なハードウェアの進化があります。これらの理由から、中古であってもiPhone 15なら、安心して長く使える機種だと思います。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※機種やOSのバージョンによって画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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