今回は、お金がなかなか貯まらない人に見られる「時間の浪費パターン5つ」と、それを改善するヒントをご紹介します。
目的もなくショッピングセンターをウロウロする
「暇だからショッピングモールへ」という行動は、一番お金を逃すパターンです。歩いているうちにセール品や新作に目がとまり、「せっかくだから」と不要なものまで買ってしまいがち。さらにカフェや外食など“ついで出費”も積み重なり、帰宅して財布を見ると後悔することも。
●解決法
買い物は「必要なものをリスト化」してから行きましょう。休日の過ごし方も、散歩や図書館で読書、自宅でストレッチ、動画鑑賞など“お金がかからない楽しみ”を取り入れるとよいでしょう。
休みの日にダラダラと一日を過ごす
「せっかくの休日だから」と昼まで寝て、ダラダラと一日を過ごす……。そんな時間の過ごし方は、一時的には楽ですが、自己嫌悪につながりやすいものです。だらけていると結局、ネット通販でのムダ遣いやコンビニへの買い物でお金も出ていきます。
●解決法
休みの日こそ「小さな予定」を立てましょう。午前中は掃除、午後は趣味、夜はゆっくり映画鑑賞など、時間を区切るだけで充実感が増し、ムダな出費も減ります。
夜中までスマホでネットサーフィン
SNSや動画、ゲームに夢中になって気付けば深夜……。そんな習慣も、お金が貯まらない原因の1つです。睡眠不足は判断力や集中力を下げるため、つい衝動買いをしてしまったり、夜更かしの流れでネットショッピングに手を出してしまうことも珍しくありません。●解決法
大切なのは「スマホを手放す習慣」を作ることです。例えば「就寝2時間前にはスマホを置く」とルールを決めてみましょう。その代わりに、軽いストレッチや瞑想、読書などリラックスできる習慣を取り入れると、自然に眠りにつけます。質のよい睡眠がとれることで、日中の集中力も上がり、ムダ遣いを減らすことにつながります。
行動できない言い訳を口にする
「どうせ自分にはできない」「今やらなくてもいいか」「面倒だな」。そんな言葉をつい口にしていませんか?実は、この“言い訳グセ”こそが時間とお金を浪費する大きな原因です。行動しないまま時間が過ぎると、「今日も何もできなかった」と自己嫌悪に陥り、余計にやる気を失う悪循環に。やらない理由を探すのは簡単ですが、その間に失っているのはお金以上に大切な「時間」です。
●解決法
言い訳をやめるコツは、“小さな行動”に切り替えること。大きなことをしようとすると面倒に感じてしまうので、例えば「5分だけ片づける」「1ページだけ本を読む」など、とにかく始めやすい行動を設定しましょう。始めてみれば意外と続けられるものです。小さな成功体験が積み重なると、自己肯定感も上がり、「できる自分」に変わっていきます。
人付き合いを断れない
誘われるままに飲み会やランチ、旅行に参加し続けると、時間もお金もあっという間に消えてしまいます。断る勇気が持てない人は「人に合わせる時間」が“お金の浪費”になりがちです。●解決法
人付き合いは「本当に大事にしたい相手」に絞りましょう。たとえば、ランチや飲み会は月1回に限定するだけでも出費はぐっと減ります。仲のよい友人とは、Zoomでオンラインお茶会を企画するなど、低コストでも楽しく交流できる方法を選ぶのもおすすめです。大切なのは“すべて参加しなくても人間関係は壊れない”と割り切ること。時間もお金も守りながら、心から大事にしたい人との関係を深めていく方が、満足度の高い人付き合いになります。