そもそもお歳暮ってなに?
贈り物を白い紙で包むのは、贈り主の身の汚れや外界の悪疫から隔てるという意味があり、神仏に供える物であった時代の名残り。 |
年に2回ある季節のごあいさつの一つなので、まず第一に考えなくてはならないのは贈る時期です。許されているのは11月後半から12月25日くらいまでですが、12月初めから遅くとも20日過ぎに贈るのが礼儀とされています。
オホーツク産のズワイガニ\1,600(1尾)~ 季節感のあるものが喜ばれます。 |
次に大事なのは、贈る品物をどんな物にするかですが、やはり今も食品や実用品が多く、ご予算3,000~5,000円くらいのものが相場のようです。
商品券はもらいたいギフト人気NO.1!
さて肝心の商品券ですが、以前は敬遠される向きもありましたが、今やマナー違反どころか下のデータが示す通り、お歳暮のランキングで「もらいたいもの」の第一位に昇るほどの人気になっています。
<お歳暮ベスト10>
|
好みを選ばず、あると便利な保存の利くものが主流。(出典:Present Garden)
|
花麹菊家・由布院逸品づくし\5,000 お茶請けに良いものも好適です。 |
金額が明確なものに抵抗を感じる方は、あまり多くはないのですが金額が記入されていない商品券やギフト券を選ぶ方法もあります。また金券という体裁を避けたい場合にはカタログ式のものにするなどやはり品物に近い贈り方の方がよろしいかも知れません。
いずれにしても気持ちが大事。お互いに贈り合うことが基本の習慣ですが、お歳暮返しをしない場合でも、届いたその日に電話やメール、礼状などで感謝の言葉をお返しする姿勢を持ちたいものです。
■お歳暮関連サイト
ご贈答マナー
※詳しい「お歳暮マナー・贈る時期と金額」はAll About>>ファミリー・スタイル>>冠婚葬祭のこちら