子どもとの遊びや仕事での外回りなど、このような暑さの中でも外出しなければならない人もいるでしょう。日傘や携帯用小型扇風機などを持ち歩いている人も多いと思いますが、それらを少し変えるだけでも効果がアップすることがあります。今回は、夏の外出に持ち歩きたい「おすすめの暑さ対策グッズ」をご紹介します。
遮熱効果のある生地の日傘(晴雨兼用傘)
直射日光を遮ってくれるので日傘の効果は実感しやすいでしょう。帽子だと頭だけですが、日傘なら体全体を隠すことができます。先日、筆者が大阪・関西万博に行ったときも多くの人が日傘を利用していましたが、そのほとんどが薄い生地の日傘でした。確かに何も持っていないよりかは効果はありますが、せっかく日傘をさすのであれば、遮熱効果の高い生地でできている日傘がおすすめです。
製品により違いはありますが、日傘をささない状態と比べて体感マイナス5度やマイナス7度という効果が高いものもあります。筆者自身、15年以上遮熱効果のある日傘を利用しているので、一般的な生地の日傘では物足りなく感じるほどです。
また、真夏はゲリラ豪雨の季節でもあります。突然の雨にも対応できるよう、晴雨兼用の折りたたみ傘にするのがいいでしょう。
汗を拭うだけでもスッキリ! クールタイプのウエットボディシート
真夏の外出の不快感といえば、汗でベタベタになっている肌。そこで活躍してくれるのが、クールタイプのボディシートです。サッと体を拭くだけでベタベタ感が和らぎ、その後はしばらくスッと涼しさを感じることができます。100円ショップでも購入できるので、たくさん持ち歩いておいて頻繁に利用するのがおすすめです。
携帯用小型扇風機なら上から風が出るタイプを
今や多くの人が利用している携帯用の小型扇風機。その中でも、ハンディファンとして手で持って使うタイプのものを多く見かけます。しかし、ハンディというだけあって常に手で持っていないといけないので、日傘と併用するとなると利用が難しくなります。ハンディファンの中には、ネックバンドやひもがついていて、持ち手部分を曲げて風を上向きに出せるタイプもありますが、持ち手部分が細いと歩くたびにあちこちと動いてしまい、なかなか顔に向けて風を送ることができません。
そこでおすすめなのが、上から風が出るタイプの携帯用扇風機です。これであれば、首にかけて顔周りに風を送ることができます。 中でも、クリップつきのものがおすすめです。クリップがついているとベルトやパンツ、スカートのウエスト部分にも掛けることができ、シャツの中にも風を送ることができます。
想像以上に効果が持続する! 使い切りタイプの冷たいタオル
2024年ごろからよく見かけるようになった、使い切りタイプの冷たいタオル。筆者も最初は半信半疑でしたが、実際に使ってみてその効果の持続性に驚いています。2024年の夏、南国に滞在していたときも手放せずにいました。水に濡らすと冷却効果があるタオルや28度以下で凍る素材のネックリングだと、一定時間が過ぎると冷たさを感じなくなり、水のある場所を探したり再度凍らせたりしなければなりません。しかし、使い切りタイプの冷たいタオルは1時間ほど効果が続き、効果がなくなったら新しいものに替えればいいので、長時間の外出にも対応できます。 サイズはメーカーにより多少の差がありますが、いずれも首に巻ける長さがあります。あくまで筆者の感想ですが、先日も汗がだらだら垂れてくる環境での仕事の中、本商品を首に巻いたら汗が止まり涼を得ることができました。
ただし、成分にエタノールやメントールが使われているので、肌が弱い人は注意が必要です。
いざというときに役立つ、粉タイプの経口補水液
熱中症になりそう、もしくは熱中症になってしまったと感じたとき、役立つのが経口補水液です。近くにコンビニなどがあればすぐに飲むことができるかもしれませんが、特に海外では日本のように簡単にコンビニが見つからない場合もあり、コンビニがあったとしても経口補水液を置いていないところがほとんどです。そのため、筆者は海外の旅行のときや国内でも外出時間が長いときは、カバンの中に粉タイプの経口補水液を入れて持ち歩いています。水であれば比較的どこでも入手しやすいので、水のペットボトルに本商品を入れて、少し振るだけですぐに飲むことができますよ。
今回は夏の外出に役立つアイテムを5つご紹介しました。暑さが厳しい夏にぜひお試しください。