そこで今回は、掃除を忘れがちだけれど「意外と見られている場所」を6つご紹介します。
1. 玄関扉
家の顔でもある玄関。来客があるときは必ず玄関を通るので、一番きれいにしておきたい場所ですが、あえて掃除をしようと思わないと素通りしてしまう場所でもあります。また、普段は手の届きにくい上部や縁の部分、取っ手の裏などは気にしづらく、掃除が後回しになりがちです。【掃除方法】
玄関扉全体を水拭きし、汚れがひどい場合は中性洗剤を薄めた水で拭きます。特に、取っ手はアルコール除菌スプレーを使うと清潔に保てます。上部はほうきやブラシでホコリを落としましょう。
2. ポストや宅配ボックス
ポストは屋外にある場合が多いので、基本的には汚れやすい場所です。また、日頃は郵便物や宅配の荷物を取り出すという作業をするだけなので、掃除をしなくてはならない場所という意識も薄れがちでしょう。しかし、郵便物や荷物を配達してくれた人に見られますし、気持ちよく配達してもらいたいので、清潔にしておきたい場所でもあります。【掃除方法】
柔らかいブラシや布でホコリや蜘蛛の巣を取り除き、濡らして固く絞った布で表面を拭きます。錆びや汚れが気になる場合は、錆び取り剤や防錆スプレーでケアするといいでしょう。
3. 窓
窓は来客だけでなく、近くを通りかかった人の目にもついてしまう場所。しかし、「年末の大掃除できれいにすればいいや」と思われがちな場所でもあります。台風の後など特別なときだけではなくても、海の近くの家や車通りが多い道沿いの家は、窓ガラスがベタついて汚れがつきやすくなってしまいます。【掃除方法】
汚れがすでにたまっていれば、窓ガラス用洗剤や中性洗剤を薄めた水でスプレーし、柔らかい布や新聞紙で拭き取ります。サッシの溝は歯ブラシで汚れをかき出し、乾いた布で仕上げましょう。そこまでひどい汚れでなければ、マイクロファイバークロスを濡らして拭くだけできれいな状態を保つことができます。
4. トイレ便座の裏
男性で便座を上げて用を足す人以外は、普段は便座の裏は見えないため掃除を忘れやすい場所です。しかし、男性の来客時には意外と目に入りやすいポイント。便座の裏に尿石や汚れが固まっていると、一気にその家へのイメージも変わってくることでしょう。【掃除方法】
日頃の掃除としては、トイレ用の掃除シートや中性洗剤を含ませた布で優しく拭きましょう。便座の取り外しが可能なら、外して洗うとより清潔に保てます。便座を上げる用事がなかったとしても、チェックの意味で一日一回は便座を上げて確認し、掃除するのが理想的です。
5. 洗面所の蛇口
来客が手を洗うために洗面所を利用するというのはありえるシーンです。そのときに、蛇口がきれいに磨かれているとイメージも違ってくるのではないでしょうか。逆に水あかで覆われているような蛇口だと、掃除していないなと思われやすい場所でもあります。【掃除方法】
汚れがついたらその都度柔らかいスポンジで拭くか、蛇口用の柔らかいお掃除シートなどで拭き上げる習慣をつけておきましょう。
6. ソファや椅子の背もたれの裏
ソファや椅子も来客が利用する可能性が高い場所です。しかし、毎日の掃除でソファや椅子の背もたれまで掃除を完璧にしている人はなかなかいないでしょう。目につきにくい家具の裏はホコリや髪の毛がたまりやすく、掃除を忘れがちです。【掃除方法】
掃除機のノズルで吸い取り、汚れがある場合は布で拭き取ります。布製なら布用クリーナーを使うのも効果的です。
これらの場所は、日常のちょっとした手間で見た目も衛生面もぐっとアップします。家事初心者でも取り組みやすい掃除方法ばかりなので、ぜひ習慣にしてみてください。