難しい環境問題も『きこりん』が説明をサポート

大西「当社グループは、森林経営から木材建材の製造・流通、戸建住宅・中大規模木造建築の請負や不動産開発、木質バイオマス発電まで「木」を軸とした事業をグローバルに展開しています。当社グループのバリューチェーン「ウッドサイクル」を回すことで、社会全体の脱炭素への貢献を目指しています。」
ただ、持続可能な社会やサスティナビリティという言葉は、ともすれば難しく、わかりにくいものかもしれません。
永本「『きこりん』は、それを柔らかくかみ砕いて表現するサポートをしてくれます。『きこりんの森』で遊びながら環境問題を知ることができ、森と人がともに生きる未来のイメージがつかみやすくなるでしょう」
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木の可能性は無限大。幸せな未来を『きこりん』とともに

大西「豊臣秀吉の『醍醐の花見』で知られる京都総本山醍醐寺の太閤しだれ桜は、樹勢が衰えて枯れてしまう危険性がありました。2004年に世界初の組織培養で苗の増殖に成功し、生まれた新しい桜の木は、名木の命を後世につないで毎年美しい花をつけています」
この技術で、全国の貴重木や名木の増殖を多数手掛け、文化や科学の面で高い評価をいただきました。「きこりんの森」の中でも、ピックアップしてご紹介しています。
永本「また2020年から 、京都大学とともに『宇宙木材プロジェクト』に取り組み、2024年には世界初の木造人工衛星(LignoSat)の打ち上げに成功しました。構体に住友林業の社有林で伐採したホオノキを利用し、ネジや接着剤を使わない伝統的な技法を採用しています」
大西「こうしたグローバルな実績や新しいチャレンジは、なかなか皆様に伝わりにくいもの。よりわかりやすい方法で、継続して私たちの活動をお知らせすることが大切です。未来に向けて、無限に広がる木の可能性に注目いただければと思います」
住宅メーカーという範囲にとどまらず、木と人の関係や幸せな暮らしを支える住友林業グループの取り組みと想いを、これからも『きこりん』とともにお伝えしてまいります。特設サイト「きこりんの森」やお住まいのエリアで出会う「ご当地きこりん」のかわいい姿と、今後の活躍にもぜひご期待ください。
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