メモリの性能はシンプルに見分けよう
メモリはパソコンの部品の中でも性能が見分けにくい部品の一つです。しかしCPUの性能を引き出すためには、メモリのデータを転送する速度が重要です。各社とも高速なCPUを採用しているモデルではやはり高速なメモリを採用しているので、高速なCPUのパソコンならばメモリも高速と考えて良いでしょう。高速なCPUを採用していればメモリも高速と考えて良い
なぜメモリ容量を増やすと快適になるのか
通常、先に挙げたようにCPUとの組み合わせもあるため、メモリをより高速なものに交換するのは難しくなります。しかし多くのメモリを搭載すれば、パソコンはより快適に動きます。その理由として、ハードディスクをメモリ代わりに利用するキャッシュという機能が挙げられます。パソコンはメモリの容量を確保するために、メモリの中にあるあまり使わないデータを、ハードディスクのメモリ代わりの領域に待避させます。
ハードディスクの一部をメモリとして利用する
このキャッシュはメモリが不足する際にもデータの待避を行いますが、ハードディスクはメモリに比べて数十倍も速度が遅いため、キャッシュにあるデータを読み込む度に速度が低下してしまうのです。
OSにWindows Vistaを採用しているモデルではメモリが2GBと4GBのモデルがありますが、できれば4GBのモデルを選ぶようにしましょう。また、ネットブックの場合Windows XPを採用しているものがありますが、こちらは1GBのモデルがほとんどとなっているため選択肢は無いようです。