コンビニでも紅茶系の飲料は、年々増加しているように感じています。そこで、コンビニで買える紅茶飲料をピックアップしてみました。
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無糖紅茶のバリエーションNO.1は「ファミリーマート」
近隣のコンビニを回った結果、大手3社のなかでもっとも紅茶商品が充実していたのは、ファミリーマートでした。無糖紅茶の品ぞろえも多く、なかでも特徴的なのが「Afternoon Tea」監修のペットボトルで、筆者も大好きなシリーズです。ゴクゴク飲めて、フルーティーな香りも楽しめる
過去にも、ライチやラ・フランスなどさまざまなフレーバーが展開されていた「Afternoon Tea監修」シリーズ。現在は「ピーチ&マンゴー香るルイボスティー」と「オレンジ香るアールグレイティー」(各税込118円)が発売中です。無糖なのでゴクゴク飲めて、同時に華やかな香りも楽しめるのが魅力。ルイボスティーベースの方は、ノンカフェインなのもうれしいところです。
「Afternoon Tea」監修飲料は、チルドカップでも展開中。「スイートフルーツティー」(税込198円/数量限定)は、パッションフルーツ、パイン、オレンジの果汁が配合されています。フルーツジュースのようなジューシーさと、紅茶の風味が絶妙に調和。後味に紅茶感をしっかり感じられ、すっきりとした飲み口です。
珍しい「ざくろティー」&フルーツの果肉入り「紅茶花伝」
さらに、ファミリーマートのチルドカップ飲料コーナーには、日本コカ・コーラの紅茶ブランド「紅茶花伝」のファミリーマート限定商品もありました。果実がたっぷり入ったフルーツティーのシリーズで、味は「紅茶花伝ころころ果実のマンゴーティー」と「紅茶花伝ころころ果実のフルーツティー」(各税込288円)の2種類。商品名の通り、果実がころころっと入っていて飲みごたえ満点。小腹満たしにもぴったりです。
写真左の「地中海ざくろティー」は、チルドカップ飲料を多数手がける「スジャータめいらく」の商品で、各コンビニやスーパーで購入できます。ざくろの甘酢っぱさと紅茶の意外な相性のよさを感じられます。
オリジナルのチルドカップ紅茶が豊富な「ローソン」
ローソンのオリジナルは、「ウチカフェ」シリーズのチルドカップ飲料。写真の「ウチカフェ 果汁たっぷり ピーチティー」(税込168円)など紅茶ベースの飲料のほか、ジャスミン茶がベースの「ウチカフェ 果汁たっぷり オレンジミックスジャスミンティー」(税込168円)なども販売中。いずれも砂糖が入った甘いタイプなので、おやつ替わりにもおすすめ。透明のカップに入っているのでお茶の色も楽しめます。
スタンダードなおいしさを楽しめる「セブン-イレブン」
2025年度中に、専用マシンで淹れたてを楽しめる「セブンカフェ ティー」を全国約2000店舗に導入すると発表しているセブン-イレブン。オリジナルブランドでのバリエーションは多くなく、ペットボトル飲料の「セブンプレミアム アールグレイ 無糖」(税込108円)や、チルドカップ飲料の「セブンプレミアム ティーラテ」(税込181円)などシンプルな味わいの商品が中心。ティーラテは、チルドカップ飲料ならではの濃厚なミルク感が楽しめます。
世界のティーをコンセプトにした「クラフトボス 世界のTEA」シリーズ
そのほか、コンビニやスーパーで買えるペットボトルの紅茶飲料も、新作が続々登場。昨今は、フルーツティーや紅茶以外の茶葉を使った商品が増えており、その代表格が、サントリーから2025年3月に誕生した「クラフトボス 世界のTEA」シリーズ。紅茶に限らず、世界のお茶やフルーツを掛け合わせたアレンジティーをコンセプトにしています。
新作「台湾ライチティー」は、TEAの世界を広げてくれる
5月27日に発売された最新作の「クラフトボス 台湾ライチティー」(希望小売価格・税抜180円)は、台湾で親しまれているアレンジティーからヒントを得て開発された商品。紅茶とジャスミン茶に、台湾産ライチと白ぶどう、アクセントとなる塩を合わせたこのライチティーは、ふたを開けた瞬間、ライチの甘い香りに包まれるほど! 夏が似合う、オリエンタルな味わいでした。
「午後の紅茶 JAPAN BLEND & CRAFT」の新作は「桃」!
また、紅茶と言えば! のロングセラーブランド、キリンの「午後の紅茶」からは、期間限定で「午後の紅茶 JAPAN BLEND &CRAFT 桃香るアイスティー」(希望小売価格・税抜190円)が発売中。紅茶×国産素材×日本のものづくりをテーマに、2024年12月より展開している「午後の紅茶 JAPAN BLEND&CRAFT」シリーズの新作。鹿児島県産紅茶葉を51%使用し、山梨県産の桃エキスを使った無糖のフレーバーティーです。
「午後の紅茶」は、2011年より「おいしい無糖」のシリーズを展開している無糖紅茶のパイオニア的存在。この商品も、桃の甘い香りと紅茶の風味のバランスがよく、最後まで飲み飽きずとてもおいしかったです。
このほか、 イオンのオーガニックブランド「グリーンアイ」では、オーガニックのレモングラスティーがペットボトル飲料で売られていました。ハーブティーなどノンカフェインの紅茶も、これから増えていくかもしれません。
茶葉の種類が多く、合わせる素材との組み合わせによってもさまざまな味わいや色が楽しめるのが紅茶の大きな魅力です。ぜひ、いろいろな味を体験してみてくださいね。
※紹介している商品は執筆時のもので、店舗により終売や取り扱いのない場合があります