ライフスタイルは人それぞれ。それでも、いくつかは夜のうちにやっておいた方が、結果的にラクになったり気分がよくなったりする家事もあります。今回は、できればやっておきたい「おすすめの夜家事」をご紹介します。
1. お風呂の鏡や壁の掃除
お風呂に入った直後は、浴室内が湿っていて汚れが緩んでいる状態。特に、鏡や壁に付着した水あかや石けんカスは、乾いてからでは落としにくくなります。夜のうちにお風呂上がりのタイミングで掃除しておくのがおすすめです。壁に飛び散った石けんカスなどをシャワーで流し、鏡はマイクロファイバークロスなどでサッと拭いておくと、汚れが固まらずにきれいな状態を保つことができますよ。
2. 食器の片付け・キッチンリセット
夕食後の食器をそのままにして寝てしまうと、翌朝起きてきたときにキッチンが散らかっていて気分がスッキリしないものです。時間がたつと食器の汚れも落ちにくくなってしまうので、食器は夜のうちに洗っておくのがおすすめ。コンロやシンク周りも軽く拭いてリセットしておくと、翌朝気持ちよく料理が始められます。寝る前の「5分片付け」を習慣にすると、清潔感を保ちつつ掃除もラクになりますよ。3. 朝食やお弁当の下ごしらえ
朝、目覚めてすぐは頭も体もスッキリしない状態。その状態で調理をするのはかなりハードルが高いですよね。朝の家事は時短で済ませられるように、夜のうちに朝食やお弁当の下準備をしておけば、朝は火を入れるだけで済むのでラクになります。お弁当のおかずを作り置きして冷凍している場合も、前日の夜に冷蔵室に移動させておくと、朝の電子レンジでの加熱が短時間で済みます。
4. 洗濯の予約セット
朝、出勤前に洗濯物を干して外出する人も多いでしょう。この場合は、夜のうちに洗濯物をセットして、タイマー予約しておくのがおすすめです。予約しておけば起きたころに洗濯が終わっていて、すぐに干せる状態になっています。これにより、外干しや部屋干しも早い時間にできて、乾きやすくなりますよ。5. 翌日のゴミ出し準備
朝はバタバタしていてゴミを出し忘れたり、分かっていてもゴミをまとめる時間がなくて出せなかったりするものです。特に生ごみは、次の収集日まで室内に置いておくと臭いや虫の原因にもなるので、収集日のたびに出しておきたいですよね。朝慌てないためにも、夜のうちにゴミ袋をまとめて玄関付近に置いておくと、翌朝スムーズにゴミを持ち出すことができます。
6. 玄関の整理・靴のケア
玄関は家の「顔」ともいえる場所。朝は慌ただしくて見落としがちですが、夜のうちに靴をそろえたり不要な靴を片付けたりするだけで、朝の身支度がスムーズになります。また、1日履いた靴は靴箱にしまわずに玄関に出しておいた方がいいのですが、そのときに消臭・除菌スプレーなどをしておくと、翌朝すぐに靴箱にしまえるようになります。玄関が整うと、家全体がスッキリとした印象になり、気分よく1日を始められますよね。夜のうちに少しの家事をしておくことで、翌朝の負担が大幅に減り、気持ちにも余裕が生まれるものです。自分のライフスタイルに合わせて、無理のない範囲で夜家事を取り入れてみてはいかがでしょうか。