なお、日本から海外へはがきを送る場合、郵便代金は全世界一律100円(航空便)とリーズナブル。郵便局の窓口での差出のほか、ポストへの投函でもOKです。日本から海外へはがきを送るケースを例に解説します。
<目次>
海外へはがきを送る。宛名の書き方、英語で住所はどう書く? 3つのポイント
ポイント1. 差出人情報は左上に小さめに。英語の表記は以下の順・氏名
・住所(番地―町―市―県の順)
・郵便番号
・国名(JAPAN)
ポイント2. 相手先の氏名・住所は中央に書く
・氏名(男性は”Mr.”女性は”Ms.”の敬称)
・住所
・郵便番号
・国名(英語表記)
※Ms.は既婚未婚の区別なく女性に利用できる敬称です。
ポイント3. “AIR MAIL“(航空便指定の表記)を目立つように記載
・”AIR MAIL“の代わりに”VIA AIR MAIL“と書いてもOK。目立つように明記するのがおすすめ。
・郵便局窓口では、“AIR MAIL“のシールの準備もあります。
最後に100円分の切手を貼って、郵便局やポストから投函しましょう。
実は日本語でもOKの箇所も! だだし「国名」は必ず英語で表記
応用編として、以下のような書き方でもOKです。 ケース1. 日本の情報(差出人の住所・氏名)は日本語で記載してもOKはがきの受け取り側が日本語を理解できるのなら、差出人の情報は日本語で記載してOKです。
ただし国名(JAPAN)だけは英語表記にしましょう。
ケース2. 宛先の住所は現地の言葉で記入してもOK。ただし国名は英語で表記
例えば、中国宛の郵便物なら漢字で表記してもOKです。ただし国名「CHINA」は英語表記にしておきましょう。
グリーティングカードは、封書でお得に送れる
お祝いのカードのみを封筒にいれて送る場合には(25gまで)「グリーティングカード」料金で送ることができます。グリーティングカードの郵便料金は、宛先地域によって異なり120円~160円の幅があります。宛先や差出人の書き方は、はがきと同じです。宛先の追加となるルールとしては、
ルール1. 封筒の形は長方形(正方形を含む)とする
ルール2. 表面の見やすい所に「Greeting Card」もしくは(「New Year's Card」「Xmas Card」「Birthday Card」など)を明記
海外への郵便の所要日数は、相手先の国によって違い、また日本のどこから投函するかにもよっても変わってきます。郵便局のホームページで所要日数が調べられるので確認しましょう。
グリーティングカード料金(日本郵便株式会社)
海外から旅の思い出として日本へはがきを送るには?
海外旅行をした際の記念に、日本へ向けて海外から「絵はがき」を送るのもいいですよね。宛先が日本なら、都道府県以降の住所は日本語でOKです。また差出人のところも旅先からですから、明記の必要はありません(※ただし記入しておけば、日本国内で宛先が見つからない場合に、差出人住所に戻ることも)。 料金は差し出す国により異なります。海外郵便の料金確認と切手の入手方法、ポストが複数種類ある国もあるので、どれに投函するかなども調べておくといいでしょう。
※国際郵便について( 日本郵便株式会社)