住友林業の強みを活かした完全オリジナルキッチン

小林「『Germoglio』には、イタリア語で“蕾”や“芽”という意味があります。お客様の暮らしがより美しく芽吹いていくように、という願いを込めて名付けました。心地よいキッチンの空間が住まいの中でお気に入りの場所となってほしいと思っています」
これまで住友林業では、上質な木の家にマッチするようメーカーと協力して、部材やデザインを厳選したキッチンをつくってきました。
小林「今回、ワンランク上のキッチンを目指し、部材の専門家であるグループ会社の住友林業クレストとともに『Germoglio』を開発しました。グループの持つ強みとして、家具のノウハウ、工場の生産力、海外ネットワークを活かした完全オリジナルの商品となっています」
機能性だけでなく、居心地のよさも求められる

小林「今のキッチンは単独の個室とするのではなく、LDKとしてのつながりを重視する傾向があります。リビングとキッチン、ダイニングの境があいまいになることで、より統一感のある空間づくりが求められています」
また、コロナ禍によって家の中で過ごす時間が増え、その時間の質も大切だと考えられるようになりました。キッチンも料理がしやすいという機能性に加えて、心地よいインテリア性が重視されています。
小林「インテリア性のニーズは、お客様ごとに多様化しています。異素材との組み合わせ、鉄やさびのような柄・コンクリートの無機質感を求める方や、水栓やレンジフードなどを黒にする方もここ数年で増えてきています。人気となっているさまざまな要素を検討し、これまでにないキッチンを生み出すヒントとしました」
『Germoglio』ならではの3つの特徴
では、『Germoglio』とはどんな商品なのか、3つのポイントに分けて詳しく見ていきましょう。【住友林業の完全オリジナル】
小林「住友林業の家といえば、やはり上質な木質感(PRIME WOOD)が特徴ですが、「木質感」といっても様々です。例えばオークやアッシュのように明るめの樹種を選んだ場合でも、黄色みや赤みの強さは樹種によって変わってきます。そうした木の色にキッチンを美しく調和させるためには、これまでのようにキッチンメーカーのカラーバリエーションから選ぶのではなく、住友林業の樹種ごとの風合いに調和したカラーを設定するオリジナリティが必要だと感じました。

【PRIME WOODとの調和】
小林「『PRIME WOOD』は、他のハウスメーカーにはない上質な木質空間をつくる唯一無二の部材です。この銘木としっくり馴染み、魅力を発揮できるよう、『Germoglio』は自然界にある色や、普段の生活で目にする素材感を強く意識しました。 非常に繊細なカラーを揃えて、スタイリッシュでありながら、心安らぐ色合いでホッとでき、 キッチンがお気に入りの空間となることを目指しています」 【シーザーストーンを標準装備】
小林「毎日使うキッチンは、お手入れが面倒だとストレスになってしまいますよね。使い勝手のよさを重視し、キッチンカウンターにはシーザーストーンという素材を採用しました。約90%が天然の鉱物で構成されている非常に硬い素材で、キズやひび割れに強く、水や汚れの染み込みもしづらくなっています。 お手入れが楽で耐久性が高いので、長く愛用していただけます。素材に柄が練り込まれているため、天然石のような素材の奥行き感や、高いデザイン性を感じられるカウンターです」
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