大寒波がやってきて気温は低かったが、来場者たちは燃えていた。くまモンも燃えていた。
さまざまな衣装をまとったくまモンの華麗なダンスは見事の一言。他にも2日にわたる「連続ドラマ」あり、映画仕立てあり、クイズやチャレンジなど企画も盛りだくさんだった。
<目次>
オープニングでは指揮者になったモン
幕開けは、豊島区吹奏楽団による「ラデツキー行進曲」。くまモンは指揮者として活躍、続く「くまもとサプライズ!(くまモン体操)」ではダンスをしては指揮台に戻るという二刀流を披露した。 豊島区吹奏楽団のみなさんと心をひとつに。しんちゃん像、お披露目だモン
秋田、埼玉、熊本は3年前から「家族都市」協定を結んでいる。『クレヨンしんちゃん』の主人公・しんのすけのお父さんは秋田出身、しんちゃん一家が住んでいるのは埼玉県、そしてお母さん・みさえは阿蘇市出身ということからだ。それぞれの県のモチーフを使用したしんちゃん像が発表された。クマーバとのダンス、楽しかったモン
VTuberとして子どもたちから人気を集めるクマーバとくまモンの共演も。 来場者の視線をくぎ付けにしたかわいいダンスユニット。「K」のついたシャツで仲よくダンス、「KKブラザーズ」が誕生した。この日のためにたいぎゃ練習したモン
ファン感といえばやはりダンスメドレー。この日のために練習を重ね、ふだんは見られないレアなダンスを完璧に踊る。 キレのあるダンスはくまモンの得意技。雪だるまバッグ、かわいかモン?
最近作った雪だるまバッグ。大のお気に入りらしく、小さなお友だちに見せびらかしていた。王子様みたいかモン?
「15th Anniversary」と書かれたたすきをかけ、王冠をつけて。王子様みたいかモン? その2
深紅の衣装にマント、そして立派な王冠……これぞ王子様。いろいろチャレンジしたモン、全部、大成功だったモン!
フラフープに挑戦するも、そのまま真下へ……しかし本人は成功を確信。 真剣白刃取り。あれ? しかしこの後、二人で「大成功」だと抱き合って喜んでいた。早押しは得意だモン!
くまモンソングのイントロ当てなど会場のお友だちとのクイズも。左手を挙げながら早押し機を右手で押し続ける。「熊本の彼氏」はどっちかモン?
熊本出身のシンガーソングライター杉本琢弥さんが登場、くまモンと「熊本の彼氏」がどちらかを競った。結果は杉本さんの勝ちで、くまモンも「かっこよかったモン」と負けを認めた(笑)。勇者くまモン、がんばったモン
映画『勇者くまモンの冒険』の撮影が行われた(という設定で)、観客もエキストラとして参加。連続ドラマ、楽しんでもらえたかモン?
初日、2日目と連続ドラマになった『くまトランTOKYO』。三つ星をとるために伝説のシェフくまモンとスタッフの苦労を描いた物語。暑苦しい女将じゃなか、すてきな女将だモン
「くまアツHOTスポット~暑苦しい女将編~」は、肥後の宿よか桜モンを舞台に繰り広げられるコメディ。女将のくまモンの暑苦しさに会場は大爆笑だった。終わってしまうのがさみしかモン
エンディングステージはダンスで盛り上がった。最後にくまモンが会場を走り回って、花吹雪ならぬメッセージ入りの「くまふぶき」を撒いた。「大好きだモ~ン」「みなさんの愛で育ったモン! 育ちすぎたかモン?」などいろいろな種類のメッセージが舞った。 >画像で楽しむ感謝祭のくまモン撮影・文:亀山早苗
フリーライター。明治大学文学部卒業。生涯最初で最後の一目惚れでくまモンと出会う。追っかけ歴およそ13年。1年の10分の1は熊本に滞在。関連著書に『くまモン力』(イーストプレス)がある。熊本でもくまモンを追いかけ続け、2016年の熊本地震、2020年の豪雨水害で災害から立ち上がる人たちのルポも。くまモン以外の趣味に浪曲、落語、歌舞伎など古典芸能鑑賞。