北海道最強のパワースポット・洞爺湖の秘所、3つの「龍の座」踏襲ガイド

「洞爺湖の風水」を語るとき、忘れてはならないのが湖の北にそびえる羊蹄山（ようていざん）です。

羊蹄山は祖山（そざん）と呼ばれる北海道の風水エネルギーの噴出口。ここを発した「大地の氣」は風水エネルギーのルート・龍脈（りゅうみゃく）に沿って、札幌をはじめ北海道西エリアから道南へとさまざまな場所に流れていきます。 祖山である羊蹄山から祖山からとび出た「龍」は、北は利尻富士、南は駒ヶ岳を直線で結ぶ「蝦夷富士三山レイライン」という直線ルートでダイレクトに洞爺湖に到達。周囲の外輪山に守られた豊かな湖水に「氣」（＝風水エネルギー）を蓄えます。

「龍が水を抱く」パワースポット・洞爺湖

周囲の山々が内部に「水」を抱く地形を風水では「山環水抱（さんかんすいほう）」と呼び、強力なパワースポットと定義付けています。

ここ洞爺湖一帯はまさにその条件を満たすエリア。中でもエネルギーを蓄えた湖水の中心に浮かぶ中島（地元名称は大島）は、イラストでもお分かりのような「とぐろを巻く龍がその蹄（ひづめ）で玉を握る」場所で、「龍の座」ともいえる風水上重要なスポットとなっています。

※注：このレイラインを本州まで延長すると新宿 十二社 熊野神社から明治神宮付近につながっていると思われます。なお本州の祖山・富士山にはつながっていません。

「龍の座」その1：洞爺湖中島の大平原

洞爺湖温泉街から出ている洞爺湖汽船の遊覧船に乗り込み、第1番目の「龍の座」・洞爺湖中島に渡りましょう。

中島に到着したら、まずは桟橋の左手にある大黒、恵比寿、菅原道真を祭る3つの祠（ほこら）で参拝し、ご利益をいただきます。その正面、アイヌの乙女と戦士が桂の木に化身して結ばれたという伝説がある「ウンクル・セトナの桂の木」というご神木では、縁結びのご利益もゲットできます。 参拝を終えたら、いよいよ中島の「氣」が凝集している「龍の座」大平原に向かいましょう。森林博物館横のゲートを抜け、ウッドチップで整備されたトレッキングロードを歩くことおよそ40分で大平原に到着します。 大平原は何の変哲もない草地ですが、先ほどのイラストの「龍の蹄が握る玉」に該当する場所。北から来る羊蹄山のエネルギーを左右と後ろの山がブロックする地形で、風水上では「四神相応（ししんそうおう）の地」と称する最強のパワースポットとなっています。

【洞爺湖汽船の基本情報】
営業時間：
　夏季：4月下旬～10月末日　8:30～16:30（30分ごと、中島下船可能）
　冬季：11月～4月初旬　9:00～16:00（60分ごと、湖上遊覧のみ）
料金：大人（中学生以上）1600円、小人（小学生）800円
住所：北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉36-4
TEL：0142-75-2137
公式Webサイト：https://www.toyakokisen.com/

チャーター船で弁天島・観音島に渡島

せっかくのパワースポット洞爺湖です。もし時間と経費が許されるなら船をチャーターして、中島のお隣に浮かぶ弁天島と観音島にも行ってみましょう。湖畔からモーターボートに乗り込み、湖面を疾走することわずか10数分で弁天・観音の二子島桟橋に到着します。 観音島にはかつてこの島でお祭りされていた円空作の聖観音像（道指定文化財で現在は有珠善光寺に安置）のレプリカが、また弁天島に中島弁財天が祭られています。 弁財天はその名の通り弁＝芸術と財＝金運を司る女神で、白蛇に化身することから巳年に参拝すれば大きな金運を授かるとされています。2025年こそ金運アップを！ と願う方は、ぜひともお参りしておきたいパワースポットですね。

【弁天島・観音島渡島の問合せ先】
洞爺湖中央モーターボート　TEL 0142-75-2603
洞爺湖マリン　TEL 0142-75-2525
(ともに4月末GW～10月末期間で営業）

「龍の座」その2：有珠山

洞爺湖の南に位置する有珠山は、先ほどのイラストが示す「洞爺湖を囲む龍」の頭に該当する場所。直径約1.8kmの外輪山を持つ二重式火山で、今でも噴煙を上げているその山頂ではパワフルな波動が感じられます。 洞爺湖の「龍の頭」を目指して有珠山ロープウェイに乗り込み、いざ山頂へ。ロープウェイの窓のすぐ下には昭和新山が、またその先には洞爺湖と羊蹄山の姿も。眼下に広がる壮大なパノラマ風景を楽しみながら、およそ6分の空中散歩であっという間に山頂駅に到着します。 有珠山の山頂エリアは第2の「龍の座」ともいえるパワースポット。ここでは洞爺湖から吹き上げてくる爽やかな「水＝陰」と銀沼の大火口から噴出する「火＝陽」の2つのエネルギーを効果的に吸収できます。ロープウェイ山頂駅に設置されたお休み処「Mt.USU Terrace」のソファにゆったりと腰を下ろし、雄大な洞爺湖の絶景を楽しみながら思う存分「元気の源」をチャージしてください。

【有珠山ロープウェイの基本情報】
料金：大人（中学生以上）1800円、小人（小学生）900円 ※車の場合駐車料金（500円）が必要 ※2025年4月1日より大人（中学生以上）2000円、小人（小学生）1000円
住所：北海道有珠郡壮瞥町字昭和新山184-5
営業時間：8:00～18:00（季節により変動あり）
TEL：0142-75-2401
公式Webサイト：https://usuzan.hokkaido.jp/ja/

「龍の座」その3：レイライン上のパワースポット「虻田神社」

洞爺湖中島が「龍の蹄」、有珠山が「龍の頭」とすれば、「龍の心臓」に当たるのが、洞爺湖の守護を司る虻田神社。洞爺湖を経由して駒ヶ岳に南下してくるレイラインは神社の参道を通過しており、祖山・羊蹄山と神社の「氣」をダイレクトにつないでくれています。 本殿を参拝して「氣の浄化」を終えたら、左手にある「龍参道の鳥居」をぐぐり、神社の裏山に設置された第3の「龍の座」、パワースポット・龍の卵に向かいましょう。
 
パワースポット・龍の卵とは、レイライン通過点に設置されたモニュメントストーン。結界内の丸い石には「洞爺龍のパワー」が凝集されており、本殿脇にある「むすび石」（300円）に願い事を書いてここに結びつけておくとその願いが天に通じてかなうといわれています。 虻田神社のご祭神は五穀豊穣や商売繁盛を司る恵比寿大神と農業・漁業の守護と疫病などの災難厄除を司る稲荷大神です。もちろんその願い事は金運アップや縁結びといった身近なものでもよいのですが、時には広大な洞爺湖のごときスタンスで「疫病の退散」や「人々の心の安らぎ」といったグローバルな内容をお願いしてみれば、より多くの「天の氣」をいただけるかもしれませんね。 【虻田神社の基本情報】
祭神：　
天之御中主神（あめのみなかぬしのかみ）
保食主神（うけもちのかみ、稲荷大神）
事代主神（ことしろぬしのかみ、恵比寿大神）
住所：北海道虻田郡虻田町青葉町54
TEL：0142-76-2088
その他：虻田神社から「龍の卵」までは山道のため、冬季は閉鎖されています。
公式Webサイト：https://abutajinja.holy.jp/

ザ レイクビュー TOYA 乃の風リゾートで風水ステイ！

パワースポット・洞爺湖の秘所、3つの「龍の座」を巡る旅でおすすめのホテルが、洞爺湖温泉にある「ザ レイクビュー TOYA 乃の風リゾート」。ゆったりと時間を過ごせるゴージャスなお部屋や地元素材を使ったこだわりの料理もさることながら、風水の観点からみると洞爺湖のパワーを効果的に吸収できる「仕掛け」が館内の至るところに見受けられます。 ホテルに一歩足を踏み入れると、フロントロビーの正面には雄大な羊蹄山の姿が！ 湖に面した広い窓から「洞爺湖の龍」が入り込み、館内全体をパワフルな「氣」で満たしています。またホテルでは全ての部屋が湖に向いて設計されているため、どの部屋からでも「パワースポット・中島」の優しいエネルギーをチャージしながら「癒やしの時間」を過ごせます。 そしてホテル最高の風水スポットが、スパリゾート館大浴場の屋上に設置された、乃の風名物のパノラマ露天風呂「TENQOO（天空）」。 絶景の露天風呂に全身を浸し、羊蹄山、洞爺湖、中島という3つのパワースポットの「氣」を取り込みながら、温泉に含まれる風水エネルギーを吸収する……。そんなぜいたくな「風水入浴」こそ、開運の旅を締めくくるのにふさわしいシーンといえるでしょう。

【ザ レイクビュー TOYA 乃の風リゾートの基本情報】
住所：北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉29-1
予約専用電話：0570-026-571
その他：新千歳空港、JR札幌駅より送迎バスあり（有料）
公式Webサイト：https://nonokaze-resort.com/

※2025年1月現在の情報です。最新の情報は公式Webサイトなどでご確認ください。