亀山早苗の恋愛コラム

「まさか!?」が続いた地獄の年末年始……義母が泣きながら語り始めた夫の不倫と妊娠発覚

年末年始は、夫婦間にトラブルが発生することが多い。単に気が緩むのか、時節柄けじめをつけたいからなのか。新年早々、地獄のような年末年始を過ごしているという女性に話を聞いた。

亀山 早苗

執筆者:亀山 早苗

恋愛ガイド

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当事者の妻だけが知らなかった夫に関する「まさか」の事実が発覚する

当事者の妻だけが知らなかった夫に関する「まさか」の事実が発覚?

クリスマスから年末年始は、不倫の発覚など夫婦間で事件が起こることが少なくない。気が緩みがちな時期なのか、あるいは何らかのけじめをつけるのに適した時期なのかは不明だが。この年末年始にかけても「事件」に遭遇した人がいる。

地獄の始まり

「まだどうするか、何も決めていませんが、地獄のような年末年始を送っています」

そうつぶやくのはキョウコさん(40歳)だ。結婚10周年を夫と2人で祝ったのは昨年夏のことだった。8歳の一人息子は、「パパとサッカーをするのが大好き」だという。キョウコさんも契約社員としてフルタイムで働きながら、家庭を大事にしてきた。

「おかしいなと思ったのは結婚10周年を夫と2人で祝った時。義母が、今回は夫婦だけで行ってらっしゃいと言って、ちょっといいレストランを予約してくれたんです。息子は義母が預かってくれました。義母にはいつも助けられてきました」

ところが夫は、そのころ妙に実母を避けている節があった。もともとは淡々としつつも普通の親子関係に見えていたのだが、2人の間に何があったのか、キョウコさんには分からなかった。その時も夫は「レストランの予約ごときで、母親に借りを作りたくない」と言っていた。だが、せっかくの気持ちを受け取らないのも失礼だよと諭して2人で食事に行った。

「あら、1人なの」とつぶやいた義母

「食事もおいしかったし、夫も機嫌を直して久々にゆっくり話もできた。ところが帰り道、夫に電話がかかってきて、少し話したあと『わかった、すぐ行く』って。『ごめん、どうしても仕事の件で会社に戻らなくてはいけなくなった』という。仕方ないですからね、夫と別れて私だけ義母のところに寄りました」

その時、義母はひとりで来たキョウコさんに、「あら、1人なの」とつぶやいた。仕事に戻るそうですと苦笑いしながら伝えると、義母は「しょうがない子ね」と言った。

「ただ、その日、夫は深夜から未明近くに帰宅して、シャワーを浴びて着替えて、またすぐ出社したようです。私が起きた時、夫のメモが置いてあって『いろいろトラブルがあって。ごめん』と。仕事のことはほとんど分からないけど、日頃から忙しい人ですから、特に気にもとめなかったんです」

秋に入っても、夫の多忙さは変わらなかった。

>クリスマスイブの異変
 
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