現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、東京都在住67歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:67歳男性同居家族構成:本人、妻(60歳)、長男(28歳)
居住地:東京都
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:2000万円
現在の資産:預貯金600万円、リスク資産2億円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:不明
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):6万4575円老齢厚生年金(厚生年金):16万202円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
配偶者の年金や収入:なし
「年金額は気にしていない」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「どちらでもない」と回答した今回の投稿者。その理由として「金額が小さいので気にしていない」と語っています。
ひと月の支出は約「80万円」。年金だけでは「毎月足りない」と回答されています。
「年に1200万円ほどの不労所得がある」
年金で足りない支出については「投資のキャピタルゲインから使う。年金以前からそうなので年金でどうのこうのは考えたことがない」と投稿者。詳細は不明ですが現在「年に1200万円ほど」の不労所得があるといいます。
そのため老後資金に不安はなく、むしろ「今ある資産を毎年1000万円減らして、80歳に5000万円程度の金融資産にしたい。そうすれば相続税の心配をしなくて済む。不動産は固定資産を増やすだけなので今の家で十分」と税金対策を気にかけている様子。
「今の車も気に入っているので乗り続け、物はできるだけ買わない。残らないものにお金を使うようにしているが、金融資産が増えるので、なかなか資産が減らない」とあります。
「引退後は好きなことができる」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「特に後悔はない。毎年夏と正月に2週間の休暇を取って、海外や国内旅行をしていた。ハワイにタイムシェアがあるのでハワイで過ごすことが多い。車や時計など欲しいものは大概買った」と回答。60歳でリタイアしてからは、より一層長期の旅行を楽しめるようになり「3カ月家内とヨーロッパ旅行して、多くの国をドライブした。ナポリからシシリー島へクルーズしたり、ロシアワールドカップで各地を訪問したり」と楽しんだそう。
最近では「上海蟹を食べに上海、万里の長城を見に北京に行った」ばかり。「引退後は好きなことができるので楽しい」とアクティブに過ごされている様子でした。
※皆さんの年金エピソードを募集中です。エピソードの採用で3000円分のAmazonギフト券をもれなくプレゼント。応募はこちらから
ーーーーーーーーーーーーーーーー
※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません