亀山早苗の恋愛コラム

妻の「え、私、仕事辞めたし」で泥沼離婚→半年後に「スピード再婚」した40代男性の言い分

前妻とは、子どもができたため結婚。しかし、浪費ばかりする妻だったため離婚。程なくして一回り年下の女性と恋愛、前回同様に、子どもができたため再婚をした。どうして、妊娠からの結婚を繰り返すのか? 彼女が妊娠していなかったら、結婚したのか?『え、私、仕事辞めたし』経済的ワンオペ

亀山 早苗

執筆者:亀山 早苗

恋愛ガイド

  • Comment Page Icon
離婚したのち、間を開けずスピード再婚する男性の行動パターン

離婚したのち、間を開けずスピード再婚する男性の行動パターン

離婚から1年もしないうちに再婚する男性の話を聞くことがある。一方で、結婚に対して及び腰になる人もいる。離婚の原因にもよるため個人差は大きいのだろうが、離婚しても結婚に幻滅せず、そのまま次の結婚に突き進める人の心理とはどういうものなのだろう。 

泥沼離婚までの道のり

離婚から半年で再婚を決めたアキラさん(42歳)。33歳のときに2歳年下の女性と半年ほどの交際で「デキ婚」した。8年間、結婚していたが、それは彼の我慢の日々だった。

「結婚してみたら、妻は家事がほとんどできない。やる気もない。最初は妊娠初期でつわりがひどいからと思って、とことん彼女の面倒をみたし家事も全部、僕がやっていました。子どもが産まれてからも、僕は育休をとって頑張ったんですよ。子どもが1歳になったころ、保育園に預けてそろそろ仕事に戻ったらどうかなと言ってみたら『え、私、仕事辞めたし』って。聞いてないよという感じでしたね」

経済的なワンオペはかなり苦しかったが、彼は副業を始めてなんとか妻子に苦労させまいと思っていた。だがある日、妻が子どもを高額なベビーシッターに預けては友人とホテルランチを楽しんでいるとわかった。

「共通の知り合いが教えてくれたんです。たまにならもちろんいいと思うけど、毎週のように1万円近いランチを食べに行っている、それをSNSにアップしてるよ、と。妻にこれはなにと突きつけたら、『そのくらいいいじゃない』って。オレが必死に副業までしてるのに、きみは月に4万円もひとりでランチにお金をかけている。そのお金があるなら子どものために貯金しようと思わないのかと言ったら、『あなたがもっと稼いでくれればいいのに』と泣かれました」

彼女は「経済的DV」を主張

その後はアキラさんが家計を握ることにしたが、彼女は彼の両親に「経済的DV」を訴える。両親は最初は妻の味方だったが、彼が現状を説明すると口をはさまなくなった。

「見栄を張って子どもに私立小学校のお受験をさせようとしたりもしたけど阻止しました。もう、あなたと一緒に暮らせないと突然言われたのは子どもが5歳のとき。僕は家を出て小さなアパートを借り、離婚調停が始まって」

調停から裁判を経て1年ほど前、ようやく離婚が成立した。弁護士をたてて泥沼状態となり、結局、親権は妻に持っていかれた。ただ、妻の浪費はかなり問題視された。

「妻は今後の生活費まで要求しようとしましたが、基本的にそれは通らない。だから養育費の支払いと財産分与だけで決着しました。弁護士には僕から慰謝料が請求できるくらいだと言われたけど、それはまあ、いいかと」

元妻は関東圏内の実家に戻ったが、アキラさんは何度も子どもに会いに行っている。先方の父親が話のわかる人で、子どもを連れ出してくれるから元妻と顔を合わせることもない。

>また、妊娠から結婚へというパターンで
 
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます