悪質化するフィッシング詐欺に警告 ※画像出典:国民生活センター 公式X
巧妙化するフィッシング詐欺に警鐘
近年、手口も悪質化しているフィッシング詐欺。フィッシング対策協議会によると、2024年10月に寄せられたフィッシング報告件数(海外含む)は18万1443件で、過去1年間において最大を記録している。同犯罪に対して国民生活センターはXにて「え!? さっきのはフィッシングメールだったの!?」「本当に不正利用されちゃった…」と投稿。イラストと共にフィッシング詐欺に対して注意を呼び掛けた。
また不正利用、再配達といったメールにも注意するよう警戒を促し、トラブルに巻き込まれた場合には「188に相談!」と、最寄りの市町村や都道府県の消費生活センターなどへ案内する「消費者ホットライン」を紹介した。
この投稿にSNSユーザーからは「メールアドレスや電話番号に違和感がないか、クリック前にしっかり確認しましょう」「メールのリンクをクリックするんじゃなくて別の公式サイトを探して」などの声が寄せられた。
トラブルが生じたら最寄りの消費生活センターへ
また国民生活センターはWebサイトにてフィッシング詐欺の相談事例を報告。「宅配業者を騙ったメールを信用してクレジットカード情報を入力してしまった」「クレジットカード会社を騙るメールを信用してクレジットカード番号を入力してしまった」といった事例が紹介されている。また消費者に対して、記載されているリンクにはアクセスしない、情報を入力したらクレジットカード会社や金融機関などへ連絡、セキュリティーソフトや携帯電話会社の対策サービスなどを活用するといったアドバイスを記載。そして「不安に思った場合や、トラブルが生じた場合は、すぐに最寄りの消費生活センター等へ相談しましょう」とつづった。
<参考>
国民生活センター 公式X
国民生活センター「そのメール、フィッシング詐欺!」
フィッシング対策協議会「2024/10 フィッシング報告状況」
※コメントは原文ママ
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