そこで今回は、タオルの捨てどきや正しい洗濯方法など、タオルにまつわるTipsをご紹介します。
タオルの捨てどきはいつ?
始めに言ってしまうと、タオルをいつ捨てるかは人によって考え方が違うものでしょう。例えば、バスタオルとして使っていたものが古くなったら、足ふきマットにしたり、枕に巻いたりと違う使い方をする人もいますし、小さく切ってウエス(汚れを拭き取る布)としてキッチンの油汚れ掃除に使う人もいます。使う人の考え方や環境によって変わってくるものです。一般的なタオルの捨てどきについてご紹介しますと、タオルは長く使っているうちに毛羽やタオルの目が粗くなり、水を吸いにくくなります。お風呂上がり用のタオルなどであれば、吸水しなくなったら交換した方がいいでしょう。
タオルを捨てるときに考えていただきたいのが、「タオルも資源になる」ということ。資源として回収している地域がほとんどなので、資源回収に出せば資源として使うことができます。
タオルに柔軟剤は使わない方がいい?
柔軟剤の効果としては、洗濯後にふわふわになることが挙げられます。ふわふわになる例として、タオルが挙げられることも多いでしょう。ふわふわのタオルは肌ざわりが良く、顔を埋めたくなるほどです。しかし、ふわふわなタオルが吸水性が高いというわけではありません。「吸水タオル」などとうたわれているタオルには、製品の注意書きに柔軟剤の使い方が書かれているものがあります。柔軟剤はタオルをコーティングするような効果があるので、コーティングしてしまうことによって吸水能力が低下するものもあるのです。タオルに柔軟剤を使用するときは、入れすぎには注意しましょう。
タオルは天日干しだとバサバサになる?
同じ種類の洗剤と柔軟剤を使って同じ洗濯機で洗濯しても、乾燥機で乾かしたらふわふわなのに、天日干しだとバサバサになると感じたことはありませんか。天日干しの場合、長時間の直射日光が強すぎるなどの理由によって、タオルがバサバサになってしまうことがあります。 そのため、天日干しの場合もできる限り短い時間で乾燥させることがポイントです。タオルを物干し竿にかけて2つ折りで干すと、風の当たる面積が少なくなってしまい、乾くまでに時間がかかります。できる限りピンチで留めるなどしてタオルを垂らしたり、折る場合も片方を短く、片方を長くするようにして干したりすることで、短時間で乾かすことができますよ。「柔軟剤代わりに酢を使う」は都市伝説?
タオルを洗濯するとき、「柔軟剤の代わりに酢を使う」という節約技がありました。これは全くの間違いではないのですが、今はあまり通用しません。昭和の洗濯石けんはアルカリ性のものが多く、洗ったタオルはバサバサしていましたが、そこに酸性の酢を加えることで洗濯石けんが中和され、タオルが柔らかくなるという節約技でした。しかし現在は、多くの洗濯洗剤が中性から弱アルカリ性のものなので、酢の効果はほとんどありません。
今回は、タオルの捨てどきや正しい洗濯方法など、タオルにまつわるTipsをご紹介しました。ぜひ参考にしてみてくださいね。