ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
36歳・年収700万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は岐阜県に住む36歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
本人、妻(40歳)、長女(14歳)、長男(12歳)、次女(10歳)
■金融資産
世帯年収:本人700万円、配偶者0円
世帯金融資産:現預金約700万円、リスク資産約1300万円
■リスク資産の内訳
・投資信託:約316万円
・日本株:1000万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/NISA:2019年から2023年
・大和‐iFreeNEXT NASDAQ100インデックス/NISA:2024年から
2019年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
NISAでS&P500に「月3万3000円」の積み立てを始めて、2023年に終了。2024年に新NISAに移行してからは、大和‐iFreeNEXT NASDAQ100インデックスに「月5万円」で積み立てているとのことです。
運用実績については、S&P500で「元本約170万円→運用益込約300万円」、大和‐iFreeNEXT NASDAQ100インデックスでは「元本約15万円→運用益込約16万円」と、着々と利益を生み出している様子(※数字は2024年夏場以前のもの)。
実は「S&P500に関しては、2020年コロナショックにより一時的にマイナスになった」と暴落を経験しており、「世界中の株価が暴落して資産が減っていくのが苦しかった」と当時を振り返ります。
しかし「暴落時こそ投資するべきということを理解していたため、投資を続けた」といい、結果「その年のうちにマイナスが解消した。その後は毎年10%以上運用益が出ている」と、早々に再び利益を得ることができたとのことです。
36歳・年収700万円会社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資を始めてよかった点として「複利効果」を挙げ、「続ければ続けるほど運用益が大きくなっていくことを感じられる。(現時点では)毎年何もしなくても、50万円から100万円ほど利益が出ているので、生活が楽に感じられるようになりました」とコメント。具体的に「5年前は資産が500万円しかなかったが、毎年NISA(を利用した投資信託)や個別株の購入(をしたこと)により、今では(預貯金含め)約2000万円まで資産を増やすことができている」と説明しています。
積立投資を始める人へのアドバイスを伺うと、「株式投資をしていると、数年の内に何度も株価が暴落するときがありますが、焦って売らないようにしてください」と回答。
新NISAでは成長投資枠も利用しており「日本の個別銘柄を調べてスポットで買っています」と教えてくれました。
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