島田佳奈の恋愛コラム

「誘う人」と「誘われる人」、結局得をするのはどっち? ビジネスや恋愛など場面ごとに考えてみた

「誘う人」と「誘われる人」。意外と両方均等な人は少なく、ほとんどはどちらか一方に偏ります。両者の違いは何なのか、結局一番得をするのはどちらのタイプなのか、それぞれの場面とともに深堀してみました。あなたはどっち?

島田 佳奈

執筆者:島田 佳奈

恋愛ガイド

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誘う人と誘われる人の違いとは

誘う人と誘われる人の違いとは

「誘う人」と「誘われる人」。意外と両方均等な人は少なく、ほとんどはどちらか一方に偏ります。まずはそれぞれの特長を整理してみましょう。
<目次>

「誘う」タイプの特長

「誘う」タイプは、友人や知人を集めたり、イベントを企画したりすることが得意です。

■積極性
自ら行動を起こすことに抵抗がなく、他者を巻き込むことに対してもポジティブな姿勢を持っています。新しいアイデアや活動を提案し、人々を楽しませることが好きです。

■社交性
「誘う」タイプは他人とのコミュニケーションが得意で、初対面の人ともすぐに打ち解ける能力があります。「誘う」タイプが社交性を発揮すると、いろんな人同士をつなげる手助けとなり、イベントが盛り上がります。

■リーダーシップ
「誘う」タイプは、場の雰囲気を作り出し、グループを引っ張る力があります。参加者をまとめ、共通の目的に向かわせることが得意です。

「誘われる」タイプの特長

「誘われる」タイプは、外部からの刺激を受け入れ、他者の提案を楽しむことが得意です。

■柔軟性
「誘われる」タイプは、新しい経験に対してオープンで、変化を受け入れる姿勢を持っています。新しいことにも抵抗を示さないので「誘いやすい」と思われます。

■受容力
他者からの提案を素直に受け入れることができるため、周囲との調和を保ちやすいです。他者の意向に寄り添うことができる人だからこそ、気軽に誘えるのです。

■協調性
「誘われる」タイプは、グループの中での役割を理解し、他者との関係を大切にします。集団活動において良いバランスを保つことができる人は、声をかけやすい存在です。

誘う人と誘われる人、結局どっちが得なの!?

誘う人と誘われる人は、互いに補完し合う関係です。誘う人の提案が実現するのは、誘われる存在がいるからこそ。そして誘われる人も、新たな経験を得ることができるのです。

果たしてどちらが得かといえば、どっちもどっち、です(笑)。

ビジネス面においては、リーダーシップを発揮できる「誘う人」の方が重要な役割を果たす場面が多くなります。一方で、「誘われる人」の協調性は、チーム内の調和を保つ役割として重宝されます。

また、プライベートな場面でも、例えば旅行やイベントの企画においては「誘う人」がいなければ具体化しませんが、そもそも「誘われる人」がいなければ、その企画自体が成立しません。

恋愛においては「誘う人」がリードしているように感じますが、実はイニシアティブを握っているのは「誘われる人」の方。誘われる人がNOといえば、デートすら成立しません。そう考えると、恋愛は「誘われる人」の方が強者のようにも見えます。

恋愛だけは「誘う人」になってみよう

しかし、好きな人からの「誘われ待ち」ほど長くてつらい時間はありません。対等なはずの恋愛関係、こちらから誘ってはいけないルールなどありません。

会いたければ「会いたい」と伝える。声が聴きたければ電話する。一緒に行きたいところがあれば、デートの提案をする——。内側から湧き出る熱い思いにふたをせず、愛情を伝え、近づき、触れることが大切なのです。

好きな人に対し「誘う人」でいれば、待ち続ける時間は生まれません。嫌われたら諦め、あなたからの誘いを好意的に受け止めてくれる「誘われる人」に愛情を注げばいいのです。あるいは断られてもめげず、闘志を燃やし、誘いにのってくれる(好かれる)ための努力と工夫にエネルギーを注ぐこと。

「好き」という情熱を行動にシンクロさせると、生きている実感を味わえます。それこそが恋愛の醍醐味(だいごみ)ですよ!
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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