「遅刻魔」とは縁を切るべき? 直らない“悪癖”に見切りをつけるタイミングとは
<目次>
遅刻は、待っている相手の時間を奪う行為
遅刻は、「待っている相手の時間を奪う行為」でもあるので、好ましくないもの。でも、自分勝手な性格の人はもちろんのこと、時間を守るのが苦手な人は、頻繁に遅刻をしてきます。そんな相手と今後も付き合っていきたい場合は、“そういう人”だと思って、自分の方がイライラしないための工夫をする必要があります。
対策案1:待ち合わせは、カフェなど時間がつぶせる場所に
駅の改札口前などで待ち合わせをして遅刻をされると、何もすることがないまま立ちっぱなしで待っているしかなく、イライラしてしまうもの。そもそも相手は“遅刻魔”なのだから、それを前提にして待ち合わせをすることが大切です。待っている時間もそれなりに自分が楽しめる場所にするといいでしょう。
例えば、お気に入りのカフェで本を読みながら待ったり、本屋や商業施設などで待ち合わせをして、相手が来るまで店内を回ったり。とにかく待っている時間を有効に使えるようにしておくと、遅刻されても「迷惑をかけられた!」と思いにくくなります。
対策案2:「時間が決まっているもの」には誘わない
映画やライブ、イベントなどは、開始時間が決まっているので、遅刻する人とは一緒に行かない方が無難です。たとえ自分が先に会場に入ったとしても、遅刻している相手を心配してしまい、集中して楽しめなくなってしまいますしね。食事をする場合も、食べ放題、飲み放題のコースなど、「時間制限があるもの」は避けた方がいいです。ランチの場合でも、アイドルタイム(休憩時間)のあるお店だと時間が限られてしまうので、気を付けた方がいいでしょう。
旅行に一緒に行くとしても、電車、飛行機、バスなどに乗る時間が決まっているプランはやめた方がいいかもしれません。乗り遅れてしまったら、旅の計画が崩れますしね。
とにかく、「相手が遅刻することで、自分まで残念なことに巻き込まれるようなこと」は、遅刻魔の人と一緒にやらない方がいいでしょう。
対策案3:二人っきりでは会わない
遅刻魔の相手と二人っきりで会う約束をして、遅刻されてしまうと、その間一人で時間を持て余してしまうことが多いもの。できるだけ三人以上で会うようにして、遅刻魔の人がいなくても楽しめるような状況にしておくといいでしょう。
遅刻魔とは親密にならない方が無難なことも
ここまで、遅刻魔にイライラしない対策案を三つ紹介しました。こうして対策案を見ていくと、「遅刻魔の人と楽しめることは、限られている」ことが分かってきます。やはり「時間を守る」のは、最低限できなくてはいけないことですし、スムーズに物事を進めるためにも大事なことですよね。もちろん相手が“時間の読めない仕事”をしている場合は仕方ないし、待っている方も相手だけのせいではないと許せるところはあるでしょう。しかし、単に寝坊をしたり、時間にルーズだったりする遅刻魔の相手に対しては、“どこまで我慢できるか”ですよね。
相手の自分勝手な理由で、楽しみにしていた予定が台なしにされてしまうと、多くの人は、「この人は私のことを大切にしてくれていないんだな」と、悲しい気持ちにさせられます。誰もが、自分を邪険に扱う相手とは、遅かれ早かれ一緒にいられなくなります。特に時間をしっかり守る人にとって、遅刻魔の人と関わるのはストレスになるでしょう。
遅刻魔は、チャンスや幸せを失う
遅刻魔の人は、「遅刻した分だけ、チャンスや幸せを失うこと」が多いもの。「時は金なり」という言葉があります。時間泥棒は、「相手のお金を奪っている」のと同じくらいひどいことをしているという自覚が必要。それなのに反省をしないで、何度も同じ失敗を繰り返してしまうような人は、考えものです。
今後も遅刻魔と付き合っていくかどうかは人それぞれの判断ですが、自分の時間も相手の時間も大切にできる人でありたいものですね。