「お金持ちになりたい」「経済的に豊かになりたい」と思っているなら、「貧乏思考とはどんなものか」知っておくことが大切です。この記事では、避けるべき「貧乏思考の人」の3タイプをご紹介し、その影響についても解説します。
貧乏思考1:無駄遣いを正当化する
無駄遣いを正当化する人は、「せっかく頑張っているんだから」とか「今だけだし」などのような言い訳が口ぐせです。頻繁に無駄遣いを正当化します。たとえば、給料が入ったらすぐに欲しいものを買ったり、必要でもないブランド品を買ったり。または、面倒だからといってよく外食をすることもあります。このような消費行動を習慣的に行う人と一緒にいれば、知らないうちに「頑張ったんだから、少しぐらいぜいたくしてもいいか」というのが当たり前になってしまいます。結果、計画的な貯蓄や投資ができなくなり、収入があっても貯蓄が増えないという悩みを抱えるようになります。
貧乏思考2:「楽して稼ぎたい」と考える
「楽してお金を稼ぎたい」という考えを持つ人は、目標を立ててコツコツ努力を積み上げること、スキルや能力を上げることよりも、短期間で利益になることばかりに目が行く傾向があります。こういった人と一緒にギャンブルや一獲千金を狙うことばかり考えていては、お金持ちになることはできません。お金持ちになるためには、計画性、倦まずたゆまずの努力、長期的な視点が不可欠です。
貧乏思考3:常に他人をうらやむ
他人の成功を見て「自分もああなりたい」と思うのは自然なことですが、常に他人をうらやみ、自分との違いを嘆くばかりの人と付き合うのはとても危険です。常に他人をうらやむ人は、他人の結果を見ますが、プロセスに関心を持ちません。単に幸運だから成功したと都合よく解釈していることもあるようです。さらに、うらやんでいる本人は、努力もせず、行動も起こさず不平不満を口にするだけなのです。
このような人に影響を受けると、前向きな努力をする気力が失われ、「どうせ自分には無理だ」と諦める気持ちが強くなります。
どんな人と付き合うべきか?
お金持ちになるためには、貧乏思考を持つ人とは逆のタイプの人とお付き合いしましょう。特徴としては、計画的で前向きな人といえるでしょう。消費行動に走らず、自己投資や学びを重視し、長期的な視点でお金を貯めようとする人々です。こんなタイプの人は、周囲にも良い影響を与えます。お金を大切にする人と仲良くなれば、お金を増やすための知識の共有ができ、より賢いお金の使い方、貯め方を学ぶことができるでしょう。お金持ちになるか、貧乏になるかは、身近な人の持つお金に対する価値観が大きく影響するものです。豊かさを手に入れたいなら、貧乏思考の人とは距離を置きましょう。同時に、自分自身の中に貧乏思考があるのであれば、直すよう意識していきましょう。