年収1000万以上の世帯は銀行をどのように使い分けてる?
今回は、All Aboutの読者を対象に実施したアンケート調査(※)をもとに、年収1000万円以上の世帯がどのように銀行口座を利用しているかをまとめてみました。
銀行口座は「5つ」持っているが最多!
まずは、 年収1000万円以上の世帯がいくつ銀行口座を持っているのかを見てみましょう。年収1000万円以上の世帯が持っている銀行口座の数をまとめたグラフ ※All About 編集部によるアンケート調査をもとに作成
その一方で、1つしか持っていなかったり、10口座以上持っていたりする世帯もあり、世帯によってさまざまな使い分けがされているのが垣間見えます。
銀行口座を使い分けている世帯は70%!
次に、どのように銀行口座を使い分けているか見ていきましょう。 まず、銀行口座を目的に応じて使い分けていますか?という質問では、70%の世帯が使い分けていると回答しました。年収1000万円以上の世帯は銀行口座を使い分けているかをまとめたグラフ ※All About 編集部によるアンケート調査をもとに作成
「1000万円超えて預金する銀行は三菱UFJ銀行、イオン銀行の2行の大手銀行。1000万円まではその他の銀行で、預金保険機構がカバーするもの」(50代/男性/正社員)
「普通預金の残高は1000万円を超えないようにしている」(60代/男性/パート・アルバイト)
「1000万円を超える預金になる場合はメガバンクへ」(50代/男性/正社員)
「預金保険の上限を意識している点と目的別に金融機関を分けています」(60代/男性/会社経営者)
また、セキュリティの観点で口座を分けているという回答もありました。
「カードから引き落とされる口座は1つに決め、引き落される分だけ都度入金している。カード詐欺などの予防のため、余計な分は入れておかない。メインバンクの口座は何にも(カード、光熱費引き落とし、年会費等)つながっていないようにしている」(40代/女性/正社員)
さらに、銀行の特長を踏まえて口座を使い分けているケースもあったので、その一部を紹介します。
●Aさん(30代/男性/正社員)の場合
【クレジットカードの引き落としなど、入出金が多い銀行】
→楽天銀行にすることで、引き落とし毎にポイント獲得
【給与振込口座】
→三井住友銀行にすることで、毎月200ポイント獲得
【外貨積立、外貨普通預金】
→住信SBIネット銀行で手数料最安、金利最大
→auじぶん銀行で、外貨積立やポイントプログラムで毎月500ポイント獲得
●Bさん(40代/男性/正社員)の場合
三菱UFJ銀行(1):給与振込口座
三菱UFJ銀行(2):ネットバンキングで三行まで手数料無料
楽天銀行:クレジットカード引き落とし
新生SBI銀行:住宅ローン
某信用金庫:マイカーローン
ゆうちょ銀行:子どもの学費貯金
※調査概要
対象:All About読者
期間:2024年5月27日~6月19日
調査方法:ネットによる任意回答
有効回答総数:609人(うち、世帯年収が1000万円以上は49人)