クレジットカードの使い過ぎを抑えたい!
「クレジットカードの出費をおさえたいがどうしても毎月使ってしまい、出費が多く毎月赤字になっていることが悩みです」(40代)
クレジットカードって、気軽に使える反面、「えっ。こんなに使ったっけ!?」と請求額を見て驚いちゃいますよね。筆者もそうですし、筆者の身内にもクレジットカードを使いすぎて借金がかさみ、家族問題にまで発展した人もいました。
赤字生活から抜け出るのは大変ですが、できることはたくさんあります。そこで本記事では、マイルドな方法から過激な方法まで、筆者が取りうる手段をまとめます。
マイルドな方法
まずはマイルドな方法からです。1. 支出の見える化
まずは毎月のクレジットカード利用明細を確認し、何にお金を使っているのかを明確にしましょう。家計簿アプリを使えば、支出のカテゴリ分けが簡単にできるので、無駄遣いの傾向を発見しやすくなります。
2. 支払いの上限を下げる
クレジットカードの限度額を低く設定するのも1つの方法です。例えば、1カ月に1万円や2万円といった限度額に設定することで、「クレジットカードを使いたくてもすぐに限度額に達してしまう」状態を作れば、自然とお金を使えなくなります。
3. デビットカードを利用する
クレジットカードの代わりにデビットカードを使うのも良い方法です。デビットカードは銀行口座から即時引き落としされるため、口座残高内でしか買い物ができないので、使い過ぎを防ぐことができます。
4. 自動引き落としの支払いを見直す
クレジットカードで毎月引き落とされるサブスクリプションや自動更新のサービスを見直してみてください。意外と使っていないサービスにお金を払い続けていることがあります。不要なサービスを解約するだけでも、出費を大幅に削減できることがあります。
5. 浪費したときの「状況」をリストアップする
筆者の経験上、浪費が抑えられない場合は、「浪費の直前に何があったのか?」を思い返してみると良いヒントになることが多いです。
仕事が忙しくてイライラしてしまう、お酒を飲んでいて気分が大きくなっている、深夜のテンションでネットサーフィンしていてつい……など、人それぞれで「浪費しやすい状況」があるはずです。
お金のかからないリフレッシュ方法を調べる、お酒を減らす、夜ふかししない、など「浪費しやすい状況を予防する」ことで、支出を抑えられるかもしれません。
これらの方法を試すだけでも、毎月の赤字を少しずつ改善できるはずです。次に、もう少し強力な手段を見てみましょう。
過激な方法
次の手段は、多少の犠牲を払ってでもクレジットカードの使いすぎを抑えたい人向けです。1. カードを預ける
「お金を使えるから使ってしまう」という方は、使えなくしてしまうのも一手です。たとえば家族に預けて自分は使えなくする、といった方法が考えられます。筆者の身内がカードを使いすぎたときには、問答無用でこの方法を取り入れました。
2. カードを解約する
同じくらい過激な方法として、クレジットカードを解約する方法もあります。これもまた、筆者の身内が取り入れた方法でした。クレジットカードに依存していると感じる人には有効な手段です。
3. 貸付自粛制度を利用する
本人の申告が必要ですが、貸付自粛制度を使って利用を抑える方法もあります。筆者の周りで利用している人はいませんが、ギャンブル依存症のサポートなどが目的の制度で、カードローンなどの借り入れを制限することができます。「ガチャ課金」などの浪費癖をどうしても直せない場合は利用してみると良いかもしれません。
これらの方法は、最初は厳しく感じるかもしれませんが、長期的にはクレジットカードの使い方を見直し、出費をコントロールする大きな助けになるでしょう。