2024年のタイの物価を、日本でおなじみのアイテムの価格を交えてご紹介します。
タイバーツのレートは? キャッシュレスもあるが現金のみのところも
タイの通貨・タイバーツは、7月平均で1タイバーツが約4.3円。キャッシュレスが進んでいるところもあり、なかでもよく見かけたのがLINE Payです。LINE Payは利用国をタイに設定すれば、タイで使うことが可能。クレジットカードはスマホに紐づけしているApple PayやGoogle Payでは使えないところもあり、その場合は物理カードが必要となります。
どのような店舗で支払いをするかによりますが、市場やローカル食堂では支払いは現金のみのところが多いのが現状です。
屋台やローカル食堂 食べ物で見るタイの物価
食事の料金はどこの国でも幅広くなります。タイの場合、首都・バンコクの屋台や市場では麺類1杯が200円前後。屋台でありながらミシュランのビブグルマン(価格以上の満足感が得られる料理)を7年連続で取得している「リムラオゴウ」のバミー(麺)は、50タイバーツ(約215円)でした。 エアコンがきいている綺麗なお店では、麺類は600円前後と少し高くなりますが、それでも日本に比べると安く食事することができます。
もちろん、高級店に入ればもっと高い料理もありますが、ローカル食堂などを利用すれば1食500円以下、場合によっては300円以下で抑えることができるでしょう。
セブン-イレブンでは肉まんから見たことがないものまで
タイの首都・バンコクには日本でおなじみのコンビニが複数ありますが、なかでも目立っていたのはセブン-イレブンです。 日本でおなじみの肉まんを扱っている店舗がありました。シンプルな肉まんは10タイバーツ(約43円)。味は日本と同じでした。 セブン-イレブンにはタイのインスタント麺やスナック菓子、お弁当などが種類豊富で、お土産を探すのにもおすすめ。日本と同じく、お弁当は電子レンジで加熱してくれます。手頃な価格でタイの料理を食べることができますよ。スパイシーシュリンプのペーストを使ったご飯とスイートポークのお弁当は、45タイバーツ(約193円)。日本のセブン-イレブンで販売されているお弁当でこの価格のものはないでしょう。 サンドイッチやおにぎりも豊富でしたが、日本では見たことがないおにぎりもありました。「とびっこマヨネーズ」というおにぎりで、価格は30タイバーツ(約129円)。パッケージは日本語でも書かれていますが、日本のセブン-イレブンではとびっこのおにぎりを見たことがありません。とびっこをご飯に混ぜるというのは、どちらかと言うと韓国料理のチュモッパッでしょうか。日本と韓国のいいとこどりをしたおにぎりですね。
タイでもダイソーは大人気! そのお値段は?
タイ国内に91店舗あるダイソー(2024年2月現在)。バンコクではあちこちにダイソーの看板を見つけることができます。日本では100円均一となっていますが、タイでは60タイバーツ(約258円)がベースです。並んでいる商品は日本と同じものが多いですが、なかにはタイで直接買い付けをしている商品も並んでいます。そのような商品を見つけるとお宝を発見した気分になり、楽しいですよ。
タイのマツモトキヨシにもお土産向きなものがいっぱい
マツモトキヨシで扱っている商品も、日本と同じものが多くあります。フェイシャルマスクのシートは10枚入りで、ショックプライスとして279タイバーツ(約1199円)で販売されていました。日本では同商品が税込547円です。タイのマツモトキヨシには「Tourist Must Have」(観光客が持つべき)商品として、ハーブの吸入剤やクリームなどが並んでいます。プチプライスでお土産にぴったりな商品です。
ユニクロのUTやダウンジャケットは?
タイにはユニクロの大きな店舗があり、「日本でこんなにUT(ユニクロのグラフィックTシャツブランド)が並んでいる店舗は見たことない」と思えるほどの品ぞろえでした。タイのUTの価格は590タイバーツ(約2537円)。UTの日本での価格は税込1500円です。 1年中暑い国というイメージのタイですが、ヒートテックやウルトラライトダウンなども少量ではあるものの並んでいました。タイでのウルトラライトダウンジャケットは、1990タイバーツ(約8557円)。日本では税込6990円です。世界中にあるスターバックスはもちろんタイにも
スターバックス各国にあるご当地マグカップ。タイでは600タイバーツ(約2580円)。日本でのマグカップの価格は税込2600円なので、ほぼ同額ですね。アイスドリンクは日本にあるショートサイズがなく、Tall、Grande、Ventiの3サイズです。カフェラテのトールサイズは130タイバーツ(約599円)。日本で「スターバックス ラテ」を店内飲食する場合はトールサイズで税込495円なので、こちらも日本と大きく差があるわけではありません。
ユニクロやマツモトキヨシは、日本と比較すると少し高めの設定になっていました。現地の人に聞いたところ、タイでは海外からのものが高くなるとのこと。その分、「Japan Quality」は絶大な信頼が寄せられているそうです。
旅行の際は現地の食べ物やドリンクを楽しめば、費用を抑えて旅行することが可能ですね。現地での滞在費を抑えながら、おいしい料理が食べられるタイ。旅行先を探している人は、ぜひいかがでしょうか。
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