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シリーズ史上、最も軽い239g! 折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold6」の進化したポイントとは

サムスン電子から、折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold6」がリリースされました。Galaxy Z Foldシリーズ最薄・最軽量を実現しつつ、最新のGalaxy AIを搭載した高性能モデルです。

伊藤 浩一

執筆者:伊藤 浩一

デジタルガジェットガイド

Galaxy Z Fold6

Galaxy Z Fold6

2024年7月31日、サムスン電子ジャパン(以下、サムスン)より、「Galaxy Z Fold6」が発売されました。Galaxy Z Foldシリーズ史上最薄・最軽量で、AI機能の充実したハイエンドスマホです。
 

Galaxy Z Foldシリーズとは

Galaxy Z Foldシリーズの初代モデルが発売されたのは2019年。画面が折りたためる「フォルダブルスマートフォン」の分野において、日本の一般消費者も購入できるモデルが登場したのはこれが初めてでした。

折りたたんだ状態で利用するカバーディスプレイと、開いて利用するメインディスプレイの2画面構成で、スマホ・タブレットの両方の使い方ができる画期的なモデルとして注目を集めます。

その後も毎年新モデルが登場。今回のGalaxy Z Fold6はシリーズ6代目にあたります。
 

Galaxy Z Fold6はサムスン公式Webサイト、ドコモ、auから発売

Galaxy Z Fold6はGalaxy Z Foldシリーズ最薄・最軽量ボディでありながら、高性能なプロセッサーとGalaxy AIを搭載したフラッグシップモデルです。サムスン公式WebサイトではSIMフリー版を販売。キャリアモデルはドコモauから販売されています。

■価格
<SIMフリー版>
256GBモデル:24万9800円
512GBモデル:26万7800円
1TBモデル:30万3800円

<ドコモ>
256GBモデル:27万5990円
512GBモデル(オンラインショップ限定):28万9190円

<au>
256GBモデル:26万9800円
512GBモデル(オンラインショップ限定):28万4900円
1TBモデル(オンラインショップ限定):31万9800円

なおドコモとauは、2年後に端末を返却することを前提にした分割払いに対応しています。分割支払金や残価など、詳細はドコモ・auのWebサイトにてご確認ください。

<例>
ドコモの「いつでもカエドキプログラム」で256GBモデル(27万5990円)を購入した場合

分割支払金を支払う
6908円(初月のみ)+6891円×22回(2カ月目~23カ月目)=15万8510円

23か月目に機種を返却

残価11万7480円の支払いが不要に

■カラー
ドコモ版256GBモデル(シルバーシャドウ)

ドコモ版256GBモデル(シルバーシャドウ)

<SIMフリー版>
256GB:シルバーシャドウ、ネイビー、クラフテッドブラック(※)、ホワイト(※)
512GB:シルバーシャドウのみ
1TB:シルバーシャドウのみ

※Sumsung.com限定カラー

<ドコモ>
シルバーシャドウのみ

<au>
256GBモデル:シルバーシャドウ、ネイビー
512GB:シルバーシャドウのみ
1TBモデル:シルバーシャドウのみ
 

Galaxy Z Fold6の機能・性能

Galaxy Z Fold6の主な機能・性能です。

■本体サイズ
Galaxy Z Fold6(折りたたみ時)

折りたたみ時の厚さは12.1mm

展開時:約132.6×153.5×5.6mm
折りたたみ時:約68.1×153.5×12.1mm
重量:約239g

■メインディスプレイ
7.6インチ(2160×1856ピクセル、輝度2600ニト、リフレッシュレート最大120Hz、AMOLED 2X(有機EL))
Galaxy Z Fold6(メインディスプレイ)

Galaxy Z Fold6(メインディスプレイ)

折りたたみに対する強度を強化し折り目を改善。強化されたアーマーアルミニウムとCorning Gorilla Glass Victus 2を採用し、Galaxy Zシリーズ史上最も高い耐久性となっています。

■カバーディスプレイ
6.3インチ(2376×968ピクセル、輝度2600ニト、リフレッシュレート最大120Hz、AMOLED 2X(有機EL))
Galaxy Z Fold6(カバーディスプレイ)

Galaxy Z Fold6(カバーディスプレイ)


■主な性能
SoC:Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxy
ストレージ:256GB/512GB/1TB
メモリ:12GB
OS:Android 14
バッテリ:4400mAh
防水防塵:IP48
生体認証:顔認証および指紋認証
Sペン:対応
SIM:物理SIMとeSIMのデュアルSIM、またはデュアルeSIM

■カメラ
メインディスプレイ:広角カメラ(5000万画素)、望遠カメラ(1000万画素)、超広角カメラ(1200万画素)の3眼仕様
カバーディスプレイ:カバーカメラ(1000万画素)
インカメラ:400万画素
メインカメラは3眼仕様

メインカメラは3眼仕様

望遠カメラはデジタルズーム30倍まで対応しています。
 

最先端のGalaxy AIに対応

Galaxy Z Fold6は最先端のGalaxy AIに対応しています。言語処理では、PDFや手書きメモの翻訳/要約、録音音声の文字起こし、リスニングモード(外国語のプレゼンテーションなどをリアルタイムで翻訳し文字起こしする機能)、リアルタイム通訳、かこって検索といった機能を搭載。

画像編集では、画像内のオブジェクトのリサイズ・削除・再配置、ポートレートスタジオ(アバター作成)、AIスケッチ(簡単なスケッチでリアルな画像を生成できる機能)などに対応しています。
アプリ「Samsung Notes」でPDFをAI翻訳

PDFの翻訳例(アプリ「Samsung Notes」でPDFをAI翻訳)

 

Galaxy Z Fold5から進化したポイントは? 

Galaxy Z Fold6とGalaxy Z Fold5

Galaxy Z Fold6とGalaxy Z Fold5

Galaxy Z Fold6と前モデルのGalaxy Z Fold5は、見た目はそれほど違いがありませんが、細かい機能が向上しています。

■Galaxy Z Fold5からGalaxy Z Fold6への主な変更点
Galaxy Z Fold6とGalaxy Z Fold5のカバーディスプレイ比較

Galaxy Z Fold6(左)とGalaxy Z Fold5(右)のカバーディスプレイ比較

Galaxy Z Fold6とGalaxy Z Fold5の厚さの比較

Galaxy Z Fold6(左)とGalaxy Z Fold5(右)の厚さの比較

本体の重さ:253g→239gに軽量化
本体の厚さ(折りたたんだ状態):13.4mm→12.1mmに薄型化
ディスプレイ:最大輝度が1750ニト→2600ニトに向上、ディスプレイの折り目が強化
カバーディスプレイ:サイズが6.2インチ→6.3インチに大型化
SoC:Snapdragon 8 Gen 2→Snapdragon 8 Gen 3に高速化
通信:デュアルeSIMに対応
連続動画再生時間:最長約21時間→約23時間に延長
連続オーディオ再生時間:最長約73時間→約77時間に延長
カメラ機能:光学相当2倍ズームを追加
Galaxy AI:スケッチアシストを追加
冷却システム:ベイパーチャンバーが大型化

特に処理速度は大幅にアップしており、ベンチマークアプリ「Antutu Benchmark」では、Galaxy Z Fold5が120万ポイント台、Galaxy Z Fold6が150万ポイント台となっています。
ベンチマークアプリ「Antutu Benchmark」での測定結果

ベンチマークアプリ「Antutu Benchmark」での測定結果を比較(左がGalaxy Z Fold6、右がGalaxy Z Fold5)

実際にGalaxy Z Fold6を使ってみると、操作性や視認性がアップしていると感じました。細かい機能が向上しているため、安心して使うことができます。Galaxy Z Fold6は、従来のGalaxy Z Foldシリーズをお使いの方にもおすすめしたいモデルです。

<参考>
Galaxy Z Fold6(サムスン公式サイト)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※機種やOSのバージョンによって画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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