人間関係

冷笑&質問返しの「石丸構文」に妻たち嘆く!「最後は自分が勝ちたいだけ」の夫と会話が成立しない

東京都知事選に立候補して2位になった石丸伸二氏が、選挙終了後のテレビ各局インタビューで繰り広げた質問返しが話題になっている。

亀山 早苗

執筆者:亀山 早苗

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「石丸構文」が早くも話題に

早くも話題の「石丸構文」は、一般家庭でもよくある話?

「石丸構文」が話題になっている。東京都知事選に立候補して2位になった石丸伸二氏の落選後のインタビューが、あまりに会話として成立していなかったからだ。

テレビ各局の選挙特番で、スタジオ出演者からの質問に質問で返す、質問をはぐらかす、冷笑したりため息をついたり、はたまた自ら聞き返しておいて「堂々巡りになってますよね」と相手を批判するなど、聞いているほうが混乱するような話しぶりだった。

ここまでではなくても、「会話が成立しない」人というのはいるようだ。

44歳、二児の母が怒りをあらわに

共働きでふたりの子を育てているリカさん(44歳)。夫とは週末に、次の週のお互いの忙しさを確認して、ゆるやかに家事分担を決めている。

「必ずやらなければいけないと決めつけるとつらくなるので、あくまでゆるやかに。ただ、12歳と9歳の子がいますから、食事だけはきちんと分担しています。上の子が大きくなったので、最近はお米さえ用意しておけば最悪、子どもたちが冷凍食品などを解凍してなんとかなりますが、食事だけはちゃんと用意してあげたいのが私の気持ち」

夫の常套手段は「質問返し」

どちらかといえば夫のほうが料理はうまい。ところがサボりたがるのが夫の悪い癖だ。しかもサボったときに素直に認めず、言い訳にならない言い訳をしてリカさんを言いくるめようとする。

「つい先日も、急な残業が入ってしまったんです。夫にLINEで『どうしても残業抜けられないから、ごはん、よろしく』と送ったらOKマークがきたんですよ。しかし仕事を超特急で終わらせて帰宅すると、夫はまだ帰っていない。子どもたちは常備菜と冷凍食品で食べたという。

夫の帰宅を待ち構えて、『帰れないなら、どうしてOKマークなんか返してくるのよ』と言ったら、『え、誰が?』って。誰がって、あんたしかいないでしょという話ですよね。こうなると夫は自分の非を認めないのがいつものパターン」

どうして遅くなったのかと尋ねると、「だってきみが遅くなるって言いだしたんでしょ」と返ってくる。私が遅くなるから、あなたに早く帰ってと言ったらOKと送ってきたのではないかと言っても、「だから先にきみが遅くなるって言ったんだよね」と言い出す。

会話がかみ合わない。リカさんが疲れて「もういいわ」と言うと、「だったら最初から言わなければいいのに」と夫はつぶやいた。

「普段はめったにケンカしないんですよ。だけど夫は自分に非があると、そうやってからんだあげく、私が疲弊して話すのをやめるのを待つ。最後は自分が勝ったと言いたがる。こういう性格、どうしたらいいんだろうと思いますね」

いつかは自分が爆発、離婚につながるのではないかとリカさんは漠然と考えている。

>防衛本能が強すぎる夫との会話が大混乱
 
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