ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
28歳・年収350万円会社員女性の積立投資の取り組みと運用成績は？
■家族構成
本人のみ
■金融資産
年収：350万円
金融資産：現預金650万円、リスク資産350万円
■リスク資産の内訳
・投資信託350万円
■積立投資実績（※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載）
・eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）／旧NISA、新NISA（つみたて投資枠）：2021年から
・eMAXIS Slim 米国株式（S&P500）／特定口座：2021年から
・SBI‐SBI・V・S&P500インデックス・ファンド／特定口座：2022年から
2021年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
投資額は、旧NISAでeMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）に「月3万3333円」でスタートし、新NISAの利用が始まってからはつみたて投資枠で「月5万円」に増額して継続しているとのこと。
運用実績については、eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）では旧NISA口座で「元本約120万円→運用益込160万円」、新NISAでも「元本5万円→運用益込5万2000円」と結果を出しています。
2021年のNISA開始のタイミングで特定口座でも、eMAXIS Slim 米国株式（S&P500）に「月1万6666円」で積み立てをスタート。2022年からは、同じ口座でSBI‐SBI・V・S&P500インデックス・ファンドにも「月5万円」の積み立てを開始したそう。
運用実績は、eMAXIS Slim 米国株式（S&P500）が「元本約60万円→運用益込80万円」、SBI‐SBI・V・S&P500インデックス・ファンドでは「元本約90万円→運用益込120万円」と、しっかりと利益を生み出している様子です。
運用益の推移については「全商品とも開始当初は運用益が出ていないため、日単位でみるとマイナスとプラスの変動が激しかったが、月単位ではずっと右肩上がり」だったと説明しています。
その中で「始めて数カ月の頃は、毎日の運用益が気になっていた。元本割れした日には積立投資、長期投資のメリットを忘れ、売却しようかと悩んだ」こともあるそう。
それでも「株式の影響を見るため、世界情勢に興味を持てるようになった」「クレジットカードで積み立てをしている分はポイントがつくのもうれしい」と、今では積立投資のメリットを実感している様子でした。
28歳・年収350万円会社員女性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは？
「毎年100万円を貯めることを目標にしていた」という投稿者。「投資したことにより資産額（の増加）が加速」したそうで、「投資前の資産額は約600万円、現在投資3年目にして1000万円に到達」したと、目標を上回る実績を出しています。
「貯金のみしていた場合は（資産額は）900万円だったと予測されるため、投資の運用益で1年間分の貯金額が増えた」と目に見える成果が。
一時期は「毎年100万円を貯める目標がストレスになっていた」と明かしますが、「投資の運用益によって私生活で使用できる金額が増えたことによりストレスが軽減」したといいます。
投資スタンスとしては「インフレによって円だけ保有しているのもリスクが高いため、リスク分散として世界への投資をしておく方が安心」と考えており、「短期売買ではなく長期を見越してほったらかし投資を行う」と決めているそうです。
新NISAについては、「現在積み立て中のオール・カントリーをメインに、（預金も使いながら）月30万円ほど投資」をしていく計画だそうで、「貯金額が300万円以下になったら月5万～10万円の積立へ切り替える予定」と語られていました。
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