今回は、老後の楽しみを見つけるための具体的な方法についてです。老後の暮らしやお金のことについて不安がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。
Q:50代後半女性(独身)。楽しみを見つけるにはどうしたらよいですか?
「50代後半女性(独身)、定年退職が近いです。再雇用で働きますが、今よりも時間に余裕ができますが、時間を持て余しそうで不安です。孤独な私が楽しみを見つけるにはどうしたらよいですか?」(Nさん)A:楽しみの見つけ方は色々あります。気軽にチャレンジできそうなことから始めてみましょう
自分は「孤独・寂しい……」と思わず、積極的に楽しみを見つけて心豊かな老後を送りましょう。以下に具体的な行動を4つ挙げます。孤独な老後、楽しみを見つけるための行動1:趣味を持つ
趣味を始めるというと「お金がかかるからムリ……」と考える人がいるようです。確かに、お金のかかるものも多いですが、ほとんどお金がかからない趣味も多くあります。自分に合った趣味を1~2個見つけて、老後生活を充実させましょう。お金のあまりかからない趣味としては、散歩、図書館を利用した読書、YouTube動画を使ったヨガや健康体操、写経などがあります。自分に合った趣味を見つけて楽しみましょう。
孤独な老後、楽しみを見つけるための行動2:社会活動に参加する
地域のコミュニティセンターやNPO、ボランティア団体に参加することで、新しい友人を作り、社会とのつながりを感じることができます。猫好きであれば保護猫ボランティア、子ども好きであれば児童ボランティアもよいでしょう。また、自治体が主催する地域活性化イベントのボランティアに参加するのも面白いかもしれません。ボランティア活動は、日ごろ接することの少ない、さまざまな世代の人たちと交流ができるため、新たな発見があるはずです。
孤独な老後、楽しみを見つけるための行動3:語学を学び直す
老後に学び直しをしてみるのはいかがでしょう。その中でもおススメは、語学学習です。NHKの「NHKゴガク」という語学講座アプリを使えば、NHKのラジオ第2で放送中の語学講座を「まるごと」聴くことができます。英語だけでなく、中国語、ハングル、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、ロシア語などが学習できます。
この場合、一人で黙々と習得となり、人と交流できません。そこで対面よりも費用をおさえられる月額3000円ほどのオンライン語学スクールもあわせて検討してみるとよいでしょう。
語学学習は年齢に関係なく、継続すれば成果が得られます。日常生活のスパイスとして活用しましょう。
孤独な老後、楽しみを見つけるための行動4:家族・親戚や友人との交流を大切にする
今まで家族・親戚や友人と交流が少なかったかもしれません。定年を機会に定期的な交流を再開してみてはどうでしょう。具体的な交流の方法は次のものがあります。●定期的な訪問や電話
近くに住んでいる家族や友人であれば、お互いの家を訪問し合うことが可能です。もし、遠方にいる場合は、電話やメール、チャットアプリ、SNSのメッセージ機能などでつながりを持つことができます。もともと近しい間柄だったのであれば、定期的なコミュニケーションを重ねることで関係性は復活するでしょう。人との交流は、孤独感を軽減するだけでなく、安心感にもつながるでしょう。
●イベントや集まりを企画する
お誘いを待っているだけではなく、家族や友人と定期的なイベントや集まりを企画するのも関係性を深めるためには大事です。たとえば、誕生日パーティー、ピクニックなど、気負わず誰もが楽しめるイベントを企画してみましょう。
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