ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
46歳・年収300万円派遣・契約社員女性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は千葉県に住む46歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
本人(46歳)、夫(47歳)、子(12歳)
■金融資産
年収:300万円(配偶者は不明)
世帯金融資産:現預金5700万円、リスク資産2700万円
■リスク資産の内訳
・投資信託:1000万円
・日本株:130万円
・債券:500万円
・外国株・ETF:50万円
・ロボアド:800万円
・iDeCo:220万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:開始時期は不明
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/NISA:開始時期は不明
・ロボットアドバイザーWealthNavi/2023年から1年間
・SPDR ポートフォリオS&P500 高配当株式ETF/2024年から
・VYM バンガード・米国高配当株式ETF/2024年から
積立投資自体は2014年から始めたという今回の投稿者。
現在の投資額はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)で「月25万円」、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に「月25万円」、SPDR ポートフォリオS&P500 高配当株式ETFに「月5万円」、VYM バンガード・米国高配当株式ETFに「月5万円」積み立てしているとのこと。
運用実績についてはeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が「元本約300万円→運用益込330万円」、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が「元本約350万円→運用益込約400万円」と利益が乗っている様子。
またロボットアドバイザーWealthNaviでもスポット購入含め「元本約680万円→運用益込約780万円」と結果が出ているといいます。
「オール・カントリーとS&P500は、同じような値動きをしているように思う。いずれも右肩上がりで、運用益がマイナスになったことはない。2024年の増加率は目を見張るものがある。NISAで積立投資をすることにより、雪だるま式に資産が増えているように思う」と説明されています。
さらには「入金が多いほど増加率が高いことに気が付き、特定口座でスポット購入もしていた。相場が良いときは、月100万円ベースで資産が増える時期もあった」と当時を振り返ります。
46歳・年収300万円派遣・契約社員女性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資を始めてよかった点として、「楽天証券の積立投資でカード払いや楽天キャッシュ払いにすると、楽天ポイントも貯まる」とコメント。引き出す時期は「今後もずっと積み立てていき、老後資金として活用します。子どもの独立や新NISAへの資金移動で少しずつ引き出すかもしれません」とのこと。
ご自身については「家計管理が好きで、固定費を抑えるため、格安SIMにしたり、電気会社を変えたりすることに抵抗がありません。ふるさと納税やiDeCoを活用し節税も。資産運用・投資・節税など、お金に関する情報収集や制度活用は積極的にします」とコメントされています。
「相場が下がっている時は安く買える時期」と感じているという投稿者。
積立投資を始める人へのアドバイスとして「積立投資は長期運用が基本なので、相場の上がり下がりに一喜一憂せず、コツコツと積立ててほしいです。相場が下がっている時は、むしろ安く買える時期だと割り切ればいいと思います」とのことです。
新NISAについては、「つみたて投資枠は夫がオール・カントリー、私がS&P500を積み立てて、推移を比較。成長投資枠は米国ETFを5万円ずつ購入し、残りはそれぞれのオール・カントリー、S&P500を積み立てています」と語られていました。
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