今回は、実は冷凍しておくことで家事の時短や食費節約にもなる食材をご紹介します。
1. 冷凍しておくだけでプロの味「ロールキャベツ」
冷凍するとキャベツの繊維が壊れて柔らかくなりやすい
巻き終えたロールキャベツをスープで5分程度煮込み、火を止めて冷ましたらスープごと冷凍します。食べるときは凍ったスープごと鍋などに移してゆっくり加熱すればOKです。
2. メーカーも推奨「ソーセージ類」の冷凍
ウインナーを含むソーセージ類は冷蔵保存するのが常識でした。個人的に冷凍保存している人も多いと思いますが、実は今はメーカーも推奨しているのが冷凍保存なのです。プリマハムのウインナー「香薫」のパッケージには「開封後は冷凍保管をおすすめします」と記載されていますし、ニチレイの公式サイトにも掲載されています。
冷凍しておくことで冷蔵保存よりは賞味期限も長くなり、「使い切れずにフードロスになる」のを避けることも可能です。
3. 冷凍して無駄にしない「パラパラ小ねぎ」
「1束買ったけど使い切れない」という人も多い小ねぎ。これも冷凍しておくことで便利に使える食材です。洗って小口切りにしたねぎの水分を取り、冷凍温度対応の食品保存容器を使って冷凍します。ポイントは保存容器の底にキッチンペーパーを敷き、ねぎの上にもキッチンペーパーを被せること。これによって無駄な水気をキッチンペーパーが吸収してくれて、パラパラな状態でねぎを冷凍することができます。
4. すぐに料理に使える「冷凍きのこミックス」
しめじ、舞茸、エリンギなど、豊富にあるきのこ類も冷凍しておくことで便利に使えます。一回の調理で使いきれなかった分をポリ袋に入れていけば、自家製の冷凍きのこミックスのできあがり。炒め物やスープ、カレーなどさまざまな料理に使うことができて便利です。5. お湯を注ぐだけで味噌汁ができる「味噌玉」
出汁粉や鰹節など出汁となるものと、わかめなど具になるものを味噌に混ぜて1杯分ずつ冷凍しておく味噌玉。ラップで包んでもいいですし、最近は100円ショップで味噌玉専用のグッズも出ています。味噌は冷凍しても凍らないので、お湯を注ぐだけで味噌汁を作ることが可能です。保存方法を少し変えるだけで賞味期限が長くなり、食品ロス防止や家事の時短につながる食材はまだまだ豊富です。自家製で冷凍したものは1カ月以内に食べきるようにすれば、味も品質も保つことができます。ぜひいろいろとお試しください。