名古屋駅の地下街(4ページ目)

地元っ子御用達人気飲食店が見逃せない「ユニモール」

名古屋駅から桜通りに沿って、地下鉄・国際センター駅まで東へまっすぐ伸びているのが「ユニモール」です。どちらかと言えば周辺勤務者御用達ですが、その分、飲食店も充実しています。 筆者が個人的にしばしば利用するのは、マグロの丼や一品が多彩な「鮪小屋本店」、汁なし担担麺の刺激的な辛さがクセになる想吃担担面（シャンツーダンダンミェン）（エスカ地下街にもあり）など。

また、なめらかプリンで有名な「パステル」はここユニモール店が1号店。パステルは全国に約160店舗がありますが、意外と特定の店舗にしかないメニューや商品もあり、ここでは生麺のパスタが食べられます。

2009年4月に売り出したロールケーキ、その名も『名古屋巻き』も同店を含め全国4店舗でのみ販売の限定商品。名古屋人好みの大納言小豆と生クリームをしっとりしたスポンジケーキが包む、非常に親しみやすい大衆スイーツです。

やみつきになるカレースタンドもあり。　「ダイナード」

この他にも、名古屋駅には「ダイナード」（大名古屋ビル地下街）、「ミヤコ地下街」（センチュリー豊田ビル地下）、「新名フード地下街」（三井ビル地下）など、渋い地下街も数々あり。

その中でピックアップするのがダイナードのインドカレー専門店「ボンベイ」。わずか10席でメニューはカレーのみ（予約制でタンドリーチキンとサモサもあり）というきわめてシンプルなカレースタンドです。

生のトマトを使い多彩なスパイスとともにじっくり煮込んだカレーは、野菜の優しい甘みと、ぶわっと汗が出るほど刺激的な辛さが渾然一体。時々無性に食べたくなり、名古屋に来た時は必ず立ち寄る出張族もいるというクセになる魅力を持った一軒です。