貧乏につながる食生活って?
投資の神様ウォーレン・バフェットとマイクロソフト創業者のビル・ゲイツは、自らの人生の成功でもっとも重要な要素は「フォーカス(集中)」だと言いました。2人の億万長者が、まったく同意見なのが興味深いです。
大きな成功に「集中力」は不可欠です。プロ野球選手の大谷翔平は、小学2年生の終わりときから野球をはじめたそうです。それから人生の大部分を野球に捧げ、いまや知らない人はいないほどのメジャーリーガーになりました。
「集中を妨げる食習慣」には要注意!
人生を成功させる秘訣は「自分が得意で、かつ、情熱を持てることに思いっきり集中する」ことです。ウラを返すと、集中を妨げるものは、人生を成功から遠ざける障害とも言えます。さて、今日は「集中を妨げる食習慣」について考えてみます。大谷翔平が食べなさそうな、「食べると集中力が落ちる食事」と言えば、何が思い浮かぶでしょうか。
パッと思い浮かぶのは「揚げ物などの重たい食事」です。筆者も実体験として、仕事の昼休みにカツ丼を食べると、午後のパフォーマンスがガタ落ちでした。職場から一番近いのがカツ丼屋なのですが、すこし歩いてでもヘルシーな定食屋へ行ったほうが仕事がはかどりました。
ジャンクフードもなさそうです。スポーツ選手がもっとも避ける食事でしょう。ジャンクフードを食べる人ほど貧乏になりやすいというデータもあるくらいですから、お金持ちになりたい人は食べる頻度を減らすとよいかもしれません(ただし、投資の神様バフェットはジャンクフードが大好きです。彼は特別なのかもしれません……)。
ほかにも「仕事中にちょっとしたお菓子を食べる」のもダメでしょう。糖分補給のために一口サイズのチョコを食べたりすると、そのときは一瞬回復するのですが、すこし時間が経つと眠気に襲われます。
あとは「深酒」です。二日酔いの影響は思っている以上に大きく、深酒をするとだいたい翌日一日の集中力が犠牲になります。だから筆者は、集中したいことのある日の前日は、お酒を飲まないようにしています。
パフォーマンスを上げる食事の摂り方とは
僕らの体は、すべて自分が摂った食事からできています。良い食習慣を取り入れると集中力も高まるでしょうし、逆に悪い食習慣を取り入れると集中力も落ちてしまうでしょう。筆者の場合「仕事に集中するために、揚げ物は昼には食べず、夜だけにする」「お酒を飲むのは、翌日に大きな仕事を抱えていないときだけ」のように工夫しています。
食事をすこし工夫するだけで、パフォーマンスが大きく上がるものです。アスリートほどストイックになる必要はありませんが、いちど考え直してみる価値はあるでしょう。