ローソンからこの春、「濃厚な味わい」と「食感(ふんわり・むっちり)」をテーマに開発したチーズスイーツ2品が発売されました。2024年のコンビニスイーツのトレンド予測でもちらっと情報をお伝えしていた新商品で、筆者も発売を心待ちにしていたので、さっそく実食してみました。
1. ふわふわなのに濃い! なめらかな「ふわ濃チーズケーキ」
1品目は、「ふわ濃チーズケーキ」(税込254円)。カップに入ったチーズケーキで、商品名の通り見た目にも「ふわっ」とした質感が伝わってきます。
チーズケーキの上には「さわやかな酸味のクリーム」
上の白い部分は、北海道産クリームチーズと、サワークリームを合わせたふわとろなクリーム。なめらかな口どけで、ミルク感のあるさわやかな後味です。
カップの下段には「コクのあるチーズケーキ」
クリームの下には、オーストラリア産クリームチーズとマダガスカル産バニラビーンズを使ったチーズケーキが。こちらも食感はなめらかですが、まったりとした口どけでチーズの酸味やコクがしっかりと感じられ、バニラの甘い香りも鼻に抜けます。さらに、底に敷いたクランチの食感がアクセントに。
2. むぎゅ!? 新食感の「むぎゅ濃チーズケーキ」
2品目は、「むぎゅ濃チーズケーキ」(税込203円)。食感を表現する言葉が商品名に入っているので、イメージがしやすいですね。
バニラの豊かな香りが贅沢!
手で持って気軽に食べられるように、切れ目の入ったシートにのっています。見た目はちょっと地味ですが、よく見るとバニラの粒々がたくさん。これは、マダガスカル産バニラシード(バニラの種子)が入っているから。食べるとバニラの豊かな香りが広がるのが印象的です。
味わいに深みを増す「2層仕立て」
生地は薄い2層仕立てになっていて、下の黄色っぽい部分は北海道産クリームチーズ、オーストラリア産クリームチーズ、アーモンドを使用した層。上はやや白っぽく、マダガスカル産バニラシード、北海道産生クリーム、チーズペーストを合わせた層となっています。
むっちり弾力のあるチーズケーキに、アーモンドの食感が楽しい
1品目の「ふわ濃チーズケーキ」はなめらかな口どけだったのに対し、この「むぎゅ濃チーズケーキ」はむっちりと弾力があり、咀嚼して味わうようなチーズケーキ。アーモンドのシャリッとした食感と香ばしさも加わると、味わいが変化していきます。
ふわとろVSむぎゅ、どっちも楽しい!
ローソンでは大ヒットした「バスチー」をはじめ、これまでもトレンドを反映させたチーズスイーツを多数発売してきました。筆者は2022年9月に発売された「濃厚生チーズケーキ」も大好きでしたが、今回発売された2品もそれぞれ個性があって面白いチーズスイーツだなと感じました。
とくに「むぎゅ濃チーズケーキ」は、生菓子と焼き菓子の中間のような独特の食感で、クセになるおいしさでした。タイプの異なるチーズスイーツなので、ぜひ食べ比べしてみてくださいね。