今回は、電子レンジを使ってラクにできるメニューを3つご紹介します。
メーカーのお墨付き! ソーセージ(ウィンナー)は1分以内で
以前は電子レンジでソーセージ(ウィンナー)を加熱すると破裂するためNGといわれていましたが、電子レンジ調理は今や“メーカーのお墨付き”となりました。パッケージにも電子レンジでの加熱時間が書かれているものが多くあります。例えば、
[丸大食品 燻製屋]500W~600W 3本 約20秒、5本 約30秒
[伊藤ハム シャウエッセン] 500W 3本 約30秒、6本 約50秒/600W 3本 約20秒、6本 約40秒
いずれの場合も、耐熱皿に入れてラップをかけて電子レンジ加熱するようになっています。鍋でお湯を沸かして3分から5分加熱するよりも、電子レンジのほうがずっと早くてラクですね。 1分とかからず加熱できるので、筆者もソーセージ(ウィンナー)は電子レンジ加熱にしています。ソーセージ(ウィンナー)のサイズによって加熱時間の調整は必要ですが、失敗したことはなくプリプリジューシーに仕上がります。
大きな蒸し器やせいろは不要! 家にある材料で「茶碗蒸し」
大きな蒸し器やせいろを準備するイメージがある茶碗蒸しも、実は電子レンジで作れます。卵が1個あれば、あとは適当な具を入れるだけなので、茶碗蒸しは簡単にできるものなのです。・卵 M1個(正味50グラム)
・出汁 150ミリリットル
・鶏もも肉 30グラム
・かにカマ 2本
・小エビ 4尾
・絹さや 2枚
今回は上記の材料で作りました。
具を耐熱の器に入れ、そこに卵を溶いて出汁と合わせておいた卵液を流し込みます。ふたがある器であればふたをして、ふたがない場合はラップをふんわりとかけてください。
電子レンジ600Wで2分30秒が目安です。器の厚みなどによて加熱時間は変わりますので、卵液が固まっていなかったら様子をみながら10秒ずつ追加で加熱してください。
ひとりランチにピッタリ! 「レンジナポリタン」
「レンジナポリタン」というワードで呼ばれるくらいに一般的になりつつあるのが、電子レンジで作るナポリタンです。家でのひとりランチにナポリタンを食べたくなったときに簡単にできますよ。 ・スパゲティ 100グラム(今回は茹で時間5分のもの)・ベーコン 20グラム
・ピーマン 1個
・玉ねぎ 1/4個
・顆粒コンソメ 小さじ1/2
・バター 10グラム
・ケチャップ 大さじ3
・ウスターソース 小さじ1
・水 220ミリリットル
・塩 小さじ1弱
・オリーブオイル 小さじ1
お好みで
・粉チーズ 適量
・パセリのみじん切り 適量
加熱するときは耐熱容器を使いますが、できればガラス製のもののほうが良いでしょう。プラスチック製の容器で油分が多いものを調理すると、電子レンジが使えるものでもダメージとなることがあるからです。
1. 耐熱容器に水、塩、オリーブオイルを入れ全体を混ぜる
2. 1に半分に折ったスパゲティをばらけさせて入れる
(※1と2を先にやっておくことで、その他の材料をカットする間にスパゲティが多少水分を吸収し、麺同士がくっつきづらくなります)
3. ベーコンは食べやすい大きさに、玉ねぎは薄切り、ピーマンは種をとり、5ミリくらいの細さにカットする
4. 2に3でカットした具とコンソメ、バター、ケチャップ、ウスターソースを入れる
5. ラップをふんわりかけ(ふたがある場合はずらして)電子レンジ600Wで8分加熱
(※袋に表示されている茹で時間プラス3分が目安)
6. 電子レンジから取り出し水分が残っていたら捨てる
7. 味が均一になるように全体をあえる 器に盛ったら、お好みで粉チーズやみじん切りにしたパセリをトッピングして完成です。
今回はお皿に盛り付けましたが、深さがある耐熱皿で調理すれば、電子レンジから食卓まで器に移し替えずに済むので、より一層ラクにできますね。 電子レンジ調理は時短になることが多いうえ、調理に使う道具も少ないので洗い物も減るという点でもおすすめです。ぜひお試しください。