「お金力を磨くための脳トレで中原さんが実践していることがあったら教えてください」
今回は、この質問にお答えします。
お金力を磨く!おすすめの脳トレ
お金にまつわる重要なスキルは2つあると思います。1つが「お金を稼ぐためのスキル」で、上手にお金や時間を使って「元を取れるか?」を考える技術です。もう1つが「効率よくリソースを使ってコストを抑えるスキル」で、つまり優れた予算感覚を持つということです。本記事では、この2つのスキルを磨けそうな「脳トレ」を、筆者(中原)の経験で1つ紹介します。
ずばり、中原は「麻雀」をおすすめします。
麻雀といえば、14枚の麻雀牌を使って役をそろえるゲームです。ルールが複雑なので初めは大変ですが、大まかに「同じ数字をそろえる」「同じマークを順番にそろえる」などのルールが分かれば、始めるだけならカンタンです。
筆者の周りには麻雀が強いお金持ちが多いのですが、「麻雀の実力」と「お金持ちになるためのセンス」には相関がある気がします。
なぜかというと、麻雀は「自分の配牌(資源)を上手に活かしつつ、相手の脅威から身を守りながら、いかに効率的に点数を稼ぐかを考えるゲーム」だからです。
麻雀が強い人は、いま持っている牌の効率を最大限に高めつつ、周りの状況に合わせて「攻めるか」「守るか」の判断が上手です。麻雀を通じて「資源効率」や「押し引き」の判断能力や高まると思います。
その他、麻雀では「集中力の向上」「記憶力の向上」「計算能力の向上」「臨機応変な状況判断能力」といった能力向上も期待できます。
日本の会社の中には「麻雀採用」という人事を取り入れている会社もあります。つまり、麻雀が強い人を採用するというエッジの効いた採用制度です。うまくいくかは未知数ですが、筆者は「悪くない採用制度だな」と感じます。
最近は「賭けない」「飲まない」「吸わない」が原則の健康麻雀も広まってきているようです。健康麻雀の目的は麻雀で点数を競いながらコミュニケーションを楽しむことです。ボケ防止にも効果があるそうですから、中原も定年後は「健康麻雀を趣味にできたら楽しそうだな」と考えています(笑)。