そんなときは、100円ショップ「ダイソー」で買えるアイテムを組み合わせて、自分好みの薬箱を作ってみるのはいかがでしょうか。ご家庭に必要な医薬品をピッタリ、すっきり収納することができますよ。今回は1つの例として、筆者宅の薬箱の作り方をご紹介します。
高さのある「ストックBOX」は薬箱にちょうどいい
薬箱のボックスとして使いやすいのが、幅27.5×奥行20.6×高さ17.4センチの、ダイソーの「ストックBOX」(税込330円)です。筆者は以前よりこのストックBOXを薬箱として利用していました。中身や分かりやすいだけでなく、箱自体に高さがあるので、どんなサイズの薬でも入るのです。
その他、中の仕分けに使えそうなものとして以下のようなアイテムをそろえました。 画像左上から時計回りで、「くつした整理カップS」(4個、税込110円)、「積み重ね収納ボックス(小物入れ)」(幅6.3×奥行15.2×高さ8.3センチ、税込110円)、「積み重ね収納ボックス(深型)」(幅10.7✕奥行15.2✕高さ8.3センチ、税込110円)、「冷蔵庫ミニポケット2P」(税込110円)、「薬味チューブホルダー」(3個、税込110円)。
「くつした整理カップS」はカップ上部の4面に凸凹がありはめこむことができるので、カップが動いてしまうのを防ぐことができます。
それぞれのアイテムと所有している薬を組み合わせて位置を決めていく
オリジナルの薬箱づくりは、収納グッズと手持ちの薬を組み合わせて位置を変えてみたり、入れ替えてみたりするところから始まります。「くつした整理カップS」は「ストックBOX」に縦に3つ並べるとピッタリと入りました。 「積み重ね収納ボックス」の大1個と小2個を「ストックBOX」に入れると少し隙間ができます。しかし隙間ができても、そこがデッドスペースになるわけではなく、サイズの合う箱に入っている薬を入れることで利用できます。 「薬味チューブホルダー」を「積み重ね収納ボックス」に掛けて使うのもおすすめ。自立しない細いものや、小さくて見失ってしまいそうなものを「薬味チューブホルダー」に立てて入れることができます。
体温計、箱がないチューブの薬、爪切り、毛抜きを「薬味チューブホルダー」に入れてみました。 小さい丸い缶の軟膏は「冷蔵庫ミニポケット2P」がピッタリ。箱の下まで入り込んでしまい取り出しづらくなるのを防ぐことができます。 市販の薬はおおむね箱に入って売られていますよね。基本的には箱ごと入れたほうがいいと筆者は考えています。服用方法や使用期限がしっかり書かれているからです。
しかし残りが少なくなったり、あまりにも箱が大きい場合は、チャック付きの袋へ入れ替えるのもいいでしょう。ただし取り扱い説明書とともに、元の箱の表と裏をカットして袋に入れることで、服用方法や使用期限が分かるようにしておきます。 「積み重ね収納ボックス」にチャック付き袋に入れた薬をまとめて入れてみました。こちらのチャック付き袋は以前から使用していたもので、キャンドゥで購入した「チャック付き整理パック A7 横」(18枚入り、税込110円)です。家族の誰が見ても分かるように、用法などのラベルを貼っておくと便利です。 できあがった薬箱がこちらです。2つになりましたが、大まかに風邪、熱、胃腸炎など体調不良のとき用の箱と、絆創膏、包帯、傷薬などの箱に分けてみました。 今回ご紹介したのはあくまで筆者宅の例ですが、このようにダイソーのアイテムを組み合わせていくと、所有している薬のサイズにぴったりな、使いやすい薬箱を作ることができますよ。ぜひお試しください。