毎日毎日、際限なくある家事。少しでも時短できることがあればやっていきたいですよね。
手を抜くわけではなく、やり方を変えて効率よくすることで時短がかなう家事もいろいろあります。その一つが大量調理からのリメイク調理。一度にたくさん作ったものを、少しずつ味を変えて数日使うことで、調理の時短にも光熱費の節約にもつながります。
今回はそんなリメイク調理をしやすい「筑前煮」を例に、リメイクレシピをご紹介します。
リメイクしやすい筑前煮は大量に作るといい
まずは筑前煮をご自身が作るレシピで作ってください。1回に必要な量の4~5倍を作るといろいろとリメイクできて便利です。
リメイク例1:オイスターソースをからめて即席! 中華風おかず
筑前煮にオイスターソースをからめる
1番簡単なリメイク法は、筑前煮を鍋やフライパンに入れ温めつつ、オイスターソースをさっとひと回しするというもの。あっという間に中華のおかずに変身です! さらに五香粉(ウーシャンフェン)をふりかけると本格的な中華の一品に。
リメイク例2:カレーやシチューにリメイク
筑前煮を和風カレーにリメイク
カレールーを使うことで筑前煮を和風カレーにリメイクすることができます。筑前煮の煮汁がない場合は、少し水を加えた鍋で筑前煮を温めてカレールーを加えてください。
同様のやり方でホワイトシチューのルーを加えるのもおすすめです。鶏肉が入っているのでチキンクリームシチューにリメイクすることができます。
リメイク例3:小さく刻んで春巻きに
筑前煮を小さく刻んで春巻きにリメイク
筑前煮を1~2センチ角程度の大きさにカットします。春巻きの皮は普通の春巻きの皮でも生春巻きの皮でもOK。刻んだ具を春巻きの皮で包み、フライパンに少し多めの油を入れ揚げ焼きのようにしたら完成です。
左:生春巻きの皮で包んだ筑前煮、右:春巻きの皮で包んだ筑前煮
中は火が通っている筑前煮なので、春巻きの皮がパリッとする程度まで揚げれば大丈夫です。和辛子をつけるのもいいですし、ラー油でもおいしくいただけます。
リメイク例4:炊飯器で簡単! 炊き込みご飯
刻んだ筑前煮を加えていつも通りに炊飯するだけ
刻んだ筑前煮を炊飯器(炊飯鍋)に入れ、いつもの分量で炊飯するだけでOKです。味が薄めの筑前煮の場合、塩を1つまみ入れると味に深みがある炊き込みご飯になります。
筑前煮をリメイクした炊き込みご飯
今回は筑前煮を例にリメイク調理の方法をご紹介しました。その他のメニューでもやり方を応用することが可能です。冒頭にもありますように、一度に大量に作ってリメイクすることで、調理時間の時短にもなりますし、光熱費の節約にもなります。ぜひ挑戦してみてください。