今回、兵庫在住の筆者が、早朝のLCCへ搭乗するために前泊で利用してみました。結論を言ってしまうと、「楽だし、お得だし、旅の楽しみが増えるしで大満足! 次はゆっくり楽しみたい」。これは利用しない手はありませんよ。
あえて安い早朝便の飛行機に。浮いた差額でOMOに前泊
今回筆者は関西国際空港から台北へ、LCCのPeach(ピーチ)で向かうことに。台北へは1日3便就航していて、時間的には10時55分発でも現地の用事には十分間に合いました。これなら自宅を朝出れば泊まる必要もありません。でも金額を見ると……早朝便の方が安い。しかも午前中に台北に着くのも魅力的です。どれくらい金額の差があるかといえば、例えば1カ月後、2024年1月20日発の関空から台北へのフライト料金は以下の通り。
諸経費を含まない価格で、関空発7時35分なら1万4480円、10時55分なら2万680円と、その差は6200円(12月20日時点の価格。LCCの料金は、日々変化します)。
一方、OMO関西空港は、2名1室なら1人当たり、1月19日の金曜日泊でも6819円。前泊して早朝便を利用しても、トータルの価格差は1000円未満。早朝便なら昼前に到着して、午後いっぱい台北観光も楽しめるし、前日から空港近くにいると安心感があります。さらにホテルからPeachの発着する関西空港第2ターミナルまでは、ホテルの空港行き無料シャトルバスが運行しているのもうれしい点。
その他の行き先や国内線でも、多くの場合、早朝便は安い傾向にあります。アクセスが大変ということで避ける方も多いからだと思いますが、あえてそこを狙って差額でホテルステイ……そんな旅もおすすめです。
出発前から旅気分! おしゃれな館内にテンションUP
駅から通路でつながる2階フロントは、一歩足を踏み入れると非日常の世界。旅のワクワクが感じられます。OMOモチーフのインパクトのある飛行機のオブジェに、照明は飛行機のエンジンをイメージしたデザイン。チェックイン機がずらっと並び、まるで空港のカウンターのよう。 ラウンジ(OMOベース1階)にはコンセントもあり、メールを確認したり仕事をしたりするのにも便利なスペース(宿泊者専用)です。 客室は全部で8タイプ。今回宿泊した和洋室は、ベッド2台と畳スペースがあり、最大4名まで宿泊OK。 ベッドのおじゃみ(クッション)やマグカップにもかわいらしい飛行機が描かれていて、旅好きにはたまりません。高層階からは夜景も楽しめます。夜景のきれいなダイニングでテンションあがる夕食を
21階にあるダイニングは空と海がデザインコンセプト。夜景も楽しめます。 ライブキッチンには、お好み焼き、どて焼き、串カツなど、大阪の名物が並び、ビュッフェは種類も多く目移りするほど。しかも、このロケーションで夕食ビュッフェが大人2300円(税込)とはお手頃です。夕食、朝食ともに利用は宿泊者限定なので、宿泊したらダイニングも利用したいところです。おしゃれな半露天風呂や炭酸風呂で癒される
大浴場があるのもうれしいポイント。温泉ではありませんが、これが期待以上に良くて、短い滞在ながら2回も入ってしまったほど。美しい映像が映し出される半露天風呂、電気風呂にサウナ、水深1メートルの水風呂もあって、しっかり心身も調います。なかでも筆者が感動したのが、炭酸風呂。炭酸の泡が半端なく肌にまとわりつき、血行が促進されているのを実感。ずっと入っていたくなるほど。
翌朝は起きて、そのまま無料バスで空港へ
駅から近いので電車で空港へ向かうのもいいのですが、朝5時からホテル専用の空港行きシャトルバスが運行しています。時間が合えば利用しない手はありません。特に第2ターミナルは、鉄道で向かうと関西国際空港駅に着いてから、さらにバス移動になり時間のロスがあります。ホテルからバスで直行できれば、荷物があっても楽! とても便利です。 本番の旅が始まる前に、すでに思い出がいっぱい。前日入りができるのなら、OMO関西空港で1泊してから出発することも検討してみては?こんな楽しみ方も。ホテルステイを目的に泊まる人も意外と多い
徒歩で行ける「りんくうタウン」には、アウトレットや観覧車などもあります。海外からの旅行者は、あえて最終日は「りんくうタウン」に泊まり、買い物やウォーターフロントの景色を楽しんで帰る人も多いそう。また、飛行機には乗らず、ホテルステイを目的に利用する関西圏の人も意外と多いとか。確かに、館内はおしゃれで旅気分が味わえますし、景色の美しいダイニングでの食事や大浴場でゆっくりするのもよさそうです。OMOの特徴である、ご近所アクティビティも絶賛企画中とのことで、楽しみも増えそうです。
いろいろなシチュエーションで使えるOMO関西空港 by 星野リゾート。旅の前後に、あるいはホテルステイを目的に、ぜひ出かけてみてはいかが?
OMO関西空港 by 星野リゾート