コンビニグルメ

大好評で早くも販売終了店が!? ファミマの植物性由来「ブルーグリーン」スイーツ4品を食べてみた!

ファミリーマートが地球環境保全に対する取り組みとして始めたプロジェクト「ブルーグリーン」。植物性由来の食材を使ったスイーツは、12月5日の発売以来、終売店舗も出ているほど話題となっています。

笹木 理恵

執筆者:笹木 理恵

おうちグルメガイド

地球環境保全に対する取り組みがコンビニでも広がるなか、ファミリーマートでは「ブルーグリーン」プロジェクトを展開中。カトラリーなど、サステナブルな生活雑貨を販売しています。

話題の「植物性スイーツ」がファミマに登場!

ファミリーマート「ブルーグリーン」シリーズのスイーツ

「ブルーグリーン」のカラーがパッケージにもプリントされています

そして食品では、植物性由来の原材料を使用した7商品を発売。そのうちスイーツ・パン部門より、「植物生まれのモンブラン」、「植物生まれのショコラテリーヌ」、「豆乳仕立てのフィナンシェ(メープル味)」「ソイクロワッサン(アーモンドホイップ)」、の4品を実食してみました。

※好評につき販売が終了している店舗もあるようです。ご了承ください

<目次>

見た目も味も濃厚!「植物生まれのモンブラン」

ファミリーマート「ブルーグリーン」シリーズのスイーツ

生クリームのかわりに、豆乳クリームがベースに使われています

チルドスイーツである「植物生まれのモンブラン」(税込298円)と「植物生まれのショコラテリーヌ」(税込278円)は、いずれも見た目には普通のスイーツと変わらない印象。「植物生まれのモンブラン」から食べてみると、栗の香りがしっかりと感じられ、違和感はあまり感じられません。

ラム酒やアーモンドの香りで「食べやすさ」アップ

ファミリーマート「ブルーグリーン」シリーズのスイーツ

いろいろな香りがするので、植物由来の風味はそこまで主張しません

ただ、食べ進めていくと、アーモンドやココナッツのような植物ベースの香りを感じます。モンブランクリームはもったりとして少し重めの食感ですが、ラム酒の香りがきいているので食べやすくなっています。

アーモンドホイップは、アーモンドの香りがそこまで主張しておらず、主役である栗の風味を生かしている印象。下にはクランブルが入っていて、塩気と香ばしさがアクセントになっています。

チョコレートの香りが豊かでなめらか「植物生まれのショコラテリーヌ」

ファミリーマート「ブルーグリーン」シリーズのスイーツ

こちらも生クリーム不使用ながら、口どけなめらか

「ショコラテリーヌ」は、チョコレートの香りが濃厚で、一口食べただけではプラントベースとわからないほど。口どけはとてもなめらかですが、ややオイリーな印象も受けます。

上のアーモンドホイップは、ミルク感には欠けますがあっさりとして、ガトーショコラのチョコレート感を引き立たせています。

メープルがめっちゃ濃い!「豆乳仕立てのフィナンシェ(メープル味)」

ファミリーマート「ブルーグリーン」シリーズのスイーツ

カリカリしていて、クッキーのような食感のフィナンシェ

「豆乳仕立てのフィナンシェ(メープル味)」(税込168円)は、開封した瞬間からメープルの香りが濃厚! 手でさわると、一般的なフィナンシェよりも乾いた感じです。食感もサクサクを通り越してカリっとしています。フィナンシェというよりは、クッキーに近い感覚です。

当然ながらバターの香りは感じられませんが、サクッ、カリッと軽い食感で、別のお菓子としてのおいしさがあるように思います。これはプラントベースのお菓子に共通していえることですね。

クセのないホイップがマッチ「ソイクロワッサン(アーモンドホイップ)」

ファミリーマート「ブルーグリーン」シリーズのスイーツ

生地もホイップクリームも軽くて食べやすい!

「ソイクロワッサン(アーモンドホイップ)」(税込145円)は、生地がふわっとしていて甘みがあります。卵と牛乳は使っているのでその素材は感じますが、バターの香りはないのであっさりした味わいです。

アーモンドホイップは香りは弱いものの、食べるとアーモンドの風味がしっかり。空気をたくさん含んでいて軽い口どけなので、ふわっとした生地とよく合います。

アーモンドのホイップ自体はクセがなく食べやすいので、クロワッサンだけでなく、ほかのパンやお菓子にも合いそう。半面、甘みは感じにくく、アクセントのためか塩気を強く感じました。

「プラントベース」の食品を積極的に選ぶ時代はすぐそこに!?

ファミリーマート「ブルーグリーン」シリーズのスイーツ

消費者が商品を選ぶ動機は、味だけではなくなってきています

筆者もここ数年、取材でプラントベースのスイーツやパン、料理を食べる機会が多く、シェフやパティシエから使用感を聞くことも少なくありません。とくにお菓子については、プラントバターを使うことでバター特有の香りはなくなってしまうけれども、軽い食感に仕上がる、素材の味を生かせる、といったメリットの声をよく聞きます。

代替品としての選択ではなく、「プラントベースのほうが好みの味だから購入する」という時代になってきていると感じますし、その流れは2024年さらに加速するのではないでしょうか。
 

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