そうした事態は、スマートフォンの天気アプリを利用して「雨が降りそうになったら通知が届く」といった設定をしておけば、未然に防げるかもしれません。
iPhoneで使える天気アプリがさまざまありますが、個人的に重宝しているのが「Yahoo!天気」です。「雨雲レーダーのアラート機能によって、雨が降り出す前に対処できる」というのも愛用している理由のひとつですが、それ以外にも「見やすく使いやすいデザイン」「豊富な災害情報」「便利な指数情報」といった魅力も兼ね備えています。
今回はアプリ「Yahoo!天気」の魅力をお届けしつつ、急な雨による被害を防ぐ方法をご紹介します。
アプリ「Yahoo!天気」の主な機能
「Yahoo!天気」はYahoo! JAPANが提供する気象情報アプリです。天気予報はもちろん、天気に関わるあらゆる情報、災害情報を素早く取得できます。気象情報アプリは他にも多数ありますが、個人的には「Yahoo!天気」が一番気に入っています。その理由は、情報の豊富さとアプリのデザインの使いやすさにあります。
まずは情報の豊富さについて見ていきましょう。今回の主役である雨雲情報はもちろんですが、それ以外にも「風」や「雷」の情報を地図から確認することができます。 他にも「大雨警戒レベル」「停電」「台風」「河川水位」「津波」「警報・注意報」といった災害に関する情報や、「PM2.5」「黄砂」「花粉」といった環境情報も網羅。このアプリひとつ入れておけば、幅広い情報が手に入ります。
・「洗濯指数」などの指数情報も豊富に提供
また、パーセンテージなどの数値ではなかなかイメージしづらい情報を「指数」として提供してくれているのも、筆者がこのアプリを好んでいる理由です。
洗濯物の乾きやすさを示す「洗濯指数」や、傘の必要性を示した「傘指数」。上着が必要かどうかを示す「重ね着指数」や、風邪の危険性を示唆する「風邪注意指数」など。目で見てパッと判断できるようになっています。 あと、個人的に重宝しているのが「今日の服装指数」ですね。その日の天気に応じて適したコーディネートを写真付きで示してくれます。「気温が10℃となっているけど、どれぐらい着込んだら良いのかわからない」というときに参考にしています。
雨雲の接近にいち早く気づける「雨雲レーダー」
そんな便利な「Yahoo!天気」には、雨雲の様子を地図上で示す「雨雲レーダー」という機能があります。画面下のメニューの中央にある「雨雲」をタップ。すると日本地図が表示され、現在の雨雲の様子を確認できます。 天気の変化を知ることも可能です。画面下のタイムラインをスクロールすれば、最大15時間先の雨雲状況を確認できます。
・冬に重宝する「雨雪レーダー」
また、冬の時季に重宝するのが「雨雪レーダー」。雨から雪への変化を示すためのモードとなっています。
雨雲の接近をリアルタイムで知らせてくれる機能も
天気の変化が気になるからといって、「雨雲レーダー」を常にチェックすることはできません。そこで便利なのが、雨雲が近づいたときに通知を届けてくれる機能です。「Yahoo!天気」では雨雲に限らず、天気に関するあらゆる情報をリアルタイムで通知してくれる機能があります。
1.
iPhone本体の通知設定をオンにします。iPhoneの設定アプリの「通知」から「Yahoo!天気」を選択し、「通知を許可」がオンになっていることを確認してください。
2.
「Yahoo!天気」のメニュー画面で「アプリの設定」を選択。続いて「プッシュ通知設定」を選択します。
3.
すると、雨雲の接近など、通知してほしい項目が選べます。通知するエリアと時間帯を設定したら完了です。 これで、設定した地点に雨雲が近づいてきたら通知が届くようになります。
ウィジェットを設定しておくと、もっと便利に!
「Yahoo!天気」では、iPhoneのホーム画面に設置するウィジェットも取りそろえています。ホーム画面に雨雲レーダーのウィジェットを設置しておけば、アプリを開かずとも、雨雲の予想を把握することができます。 また、iOS 17から追加されたiPhoneの「スタンバイ」機能にも対応済み。充電中のiPhoneのロック画面からも天気の状況が確認できます。
「Yahoo!天気」はユーザーにとって便利な機能がさまざま備わっており、iPhoneの新しい機能にも素早く対応してくれます。非常におすすめなアプリなので、ぜひ使ってみてください。