中には、年末までの間に、ふるさと納税のサイトをチェックしようかな?と思っている人もいるかもしれません。もし「猫好き」であれば、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングで、保護猫支援を検討してみてはどうでしょう?
ふるさと納税を活用した「広域連携 ガバメントクラウドファンディング(R)」ってどんな制度?
もし「猫好き」の方であれば、ふるさと納税を活用したクラウドファンディング「広域連携 ガバメントクラウドファンディング(R)」で、保護猫支援を検討してみてはどうでしょう?広域連携 ガバメントクラウドファンディング(R)とは、全国の自治体が共通して抱える課題に対し、複数自治体が連携して寄付を募る仕組みをいい、ふるさと納税の制度を活用したクラウドファンディングです。
広域連携 ガバメントクラウドファンディング(R)では、自治体が抱えるさまざまな問題解決のため、ふるさと納税の寄付金の「使い道」を具体的にプロジェクト化しています。どのような取り組みがあるか、主なものを紹介します。
・動物保護を目的としたもの
・自然保護を目的としたもの
・地域文化の保護を目的にしたもの
・子ども達の支援を目的にしたもの
ふるさと納税の寄付先を選ぶときは、「特産品の返礼品」から選ぶという方が多いかもしれませんが、広域連携 ガバメントクラウドファンディング(R)の場合は、「地域の課題解決を応援する」という「使い道」から選ぶシステムです。
広域連携 ガバメントクラウドファンディング(R)を利用する際は、国内最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」で寄付を募っています。
通常のふるさと納税の制度と同じく、寄付金税額控除の対象となるので、所得税や住民税を節税できます。しかし、お礼の品の有無、内容は自治体によって異なります。
猫好きであれば、保護猫団体への寄付も検討してみよう!
どこの地域でも共通した課題があり、個々に「解決できたらいいな」と思っていることがあるかもしれません。たとえば、「飼い主のいない猫たちを救いたい」と思っているけれど、個々に事情があり行動に移せない……という場合は、広域連携 ガバメントクラウドファンディング(R)で寄付を募っている保護猫団体を応援してあげてはどうでしょう。
クラウドファンディングを行っている保護猫団体は全国に多数ありますが、そのうちの1つの概要を確認してみましょう。 今回ご紹介するNPO法人Well beingは岐阜の保護猫団体です。すべて飼い主のいない猫を救うため、野良猫に関する地域の問題を解決するために寄付金を募っています。
寄付金の目標額は「452万5000円」。寄付募集期間は「2023年10月20日~2024年1月17日(90日間)」です。詳しい寄付金の使い道は以下のとおりです。
【寄付金の使い道】
・医療費:148万9000円
・飼育費:5万8000円
・ボランティア謝金:40万円
・広告費:10万円
・改装費:180万円
・その他経費:67万8000円
(合計:452万5000円)
「不要な命はひとつもありません。大切な命を救うべくこの事態を解決するために人と猫が共生できる地域にしていきたいと思います」(NPO法人Well beingの代表理事今尾さん)
どの保護猫団体でも日々、野良猫を「Trap(捕獲)、Neuter(不妊手術)、Return(元の場所に戻す)」というTNR活動を行っています。もし、保護猫団体にご興味のある方、猫好きの方は、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングで、保護猫の支援を検討してみてはどうでしょう?
<参考>
NPO法人Well beingの活動にご興味のある方はこちらをどうぞ
保護猫団体のサポートを受けながら野良猫の保護をした場合に、かかるお金はいくら?
保護猫ボランティアをしたら、かかるお金はいくら?