洗濯石けんウタマロ
洗濯石けんとして人気の「ウタマロ」。その誕生は1957年(昭和32年)と実に66年も前となります。しかし昭和の時代に洗濯機が普及してから、固形の洗濯石けんよりも粉末の洗剤、液体洗剤が主流となり、隠れた存在となっていました。それがインターネットの時代になり、SNSでその汚れ落ちの良さが口コミで広がったことで、店頭でもよく見かけるようになりました。
今回はそんな洗濯石けんウタマロを、100円ショップのグッズでもっと便利に使うワザをご紹介します。
スティックタイプにして使いやすい「棒マロ」
四角く大きなウタマロは、直接衣類に塗りつけるときに少し力が入りづらいと感じたことがある人もいるのではないでしょうか。そこでおすすめしたいのが100円ショップにあるバタースティック。固いバターをカットしケースに入れて直塗りしやすい形にするものです。
100円ショップで買える「バタースティック」を使う
【手順】
・ウタマロをラップで包み電子レンジ600Wで20秒加熱する
・3等分にカットする
・バタースティックに入れる
画像左上から時計回りで
ウタマロがスティック型の「棒マロ」になることで、握りやすく力を入れやすくなります。襟元や袖口などの部分洗いに便利です。
スティック型になることで力を入れやすくなる
ウタマロを削って「粉マロ」
100円ショップで買える「薬味おろし」を使う
100円ショップで売っている薬味おろしを使えば、ウタマロを細かく削って「粉マロ」として使うことができます。保存ケース付きの薬味おろしならそのまま入れておけます。
ウタマロを薬味おろしで削る
細かくなった「粉マロ」は上履きを洗うときなどに便利。まずは上履きをぬるま湯に浸し、その後「粉マロ」を全体に振りかけて靴洗いブラシでこすると、汚れが簡単に落ちていきます。
また「粉マロ」はぬるま湯に入れることで溶かすこともできるので、広い範囲に使いたいときは溶かして使うといいですよ。
上履き洗いには粉マロが便利
旅行のときにも持ち歩ける「ペラマロ」
100円ショップで買える「ピーラー」を使う
100円ショップのピーラーを使ってウタマロを薄く削ることで、「ペラマロ」として使うこともできます。
ウタマロをピーラーで薄く削りとる
ペラペラになったウタマロも粉マロ同様、ぬるま湯に溶けやすいので、手洗いで洗濯をするときに数枚使うと便利です。また固形のままのウタマロに比べて軽いので、旅行先で洗濯をしたい人にも持ち歩き用の洗濯石けんとしてもおすすめです。
薄く削られたウタマロ
1個のウタマロを3つの形にして利用するのもいいですね。棒マロ、粉マロ、ペラマロ、100円グッズで作ることができるので、ぜひお試しください。