島田佳奈の恋愛コラム

「興味がない男」をいい女はどう断る? 一歩間違えると相手がストーカー化する可能性も……

「特に興味のない男性からの好意」は困ります。相手の好意に応えられないからこそ、上手に「ノーサンキュー」を伝えなくては、と頭を痛めます。「いい女」はどのように断るのか、どう断ればいいのか、考察してみました。

島田 佳奈

執筆者:島田 佳奈

恋愛ガイド

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興味がない相手を断るのは失礼?

興味がない相手を断るのは失礼?

「特に興味のない男性からの好意」は誰しも困るもの。相手の好意に応えられないからこそ、上手に「ノーサンキュー」を伝えなくては、と頭を痛めます。「いい女」はどのように断るのでしょうか?
<目次>
 

「気付かないフリ」は相手の暴走を招くかも……

女性なら誰しも「好きな男性からの好意」はうれしいものですよね。逆に「特に興味のない男性からの好意」となれば話は別。相手の好意に応えられないからこそ、上手に「ノーサンキュー」を伝えなくては、と頭を痛めます。

好きになるのは自由。むしろ嫌われるよりは好かれるほうがいいに決まってます。しかし恋愛の「好き」が両思いになるとは限りません。むしろそれは奇跡レベルの喜びです。

「好き」な気持ちを伝えるには勇気がいるもの。告白したらイエスかノーかの二択になってしまうので、恋心を強制終了させないために片思いのままでいる人は多いでしょう。誰かを好きになったときの切なさ、告白できないもどかしさ、相手の態度1つで一喜一憂してしまう恋心という熱病は、人生を揺さぶるほどのパワーを持ちます。

誰かに恋したときの気持ちを理解しているからこそ、何とも思っていない相手からの恋心は対応に困るもの。気持ちに応えられない辛さや、相手からの微妙なアクションに耐えられなくなれば「諦めてもらいたい」気分にもなるでしょう。

告白されればこちらもハッキリ断ることができます。しかし告白されていない段階で拒絶するのは簡単ではありません。だからといって「気付かないフリ」を続ければ、相手は「嫌われていない≒好き」だと勘違いし、暴走する可能性も。
 

“厳しい言葉”で逆恨みを招く危険も

何とも思っていない男性からの好意を感じたとき、あなたならどうしますか?

おそらく「素直に伝える」「(別の)好きな人がいると伝える」あたりが王道でしょう。中には、スッパリ諦めてほしいばかりに辛辣(しんらつ)な言葉を投げかける人もいるかもしれませんが、それはあまりお勧めしません。なぜなら逆恨みされる恐れがあるからです。

「あの人はアッサリしてそうだから大丈夫」と雰囲気で判断するのは、もっとも危険なこと。そもそも「何とも思っていない」相手のことをよく知っているはずがありません。

逆にある程度知っている仲(付き合ってはいないが、相手の気持ちを知りつつ弄んでいたような状態)だとすれば、相手は「裏切られた」と思うかも。

ちまたのストーカー騒動の大半は、相手に好きな思いを伝えたい、相手に好きになってもらいたい、相手との誤解を解いて仲直りしたい……などの恋心が発端で起きた「間違ったアクション」です。される側にとっては迷惑で逆効果にもかかわらず、恋心が暴走すると、冷静さを欠いてしまうのです。

もっと怖いのは、相手の「好き」が「憎い」に変換されてしまうケース。あなたにハッキリ断られたからといって、相手が諦めるとは限りません。逆に「こんなに好きなのに分かってくれないなんて……」と、恨みの感情が湧き出てしまう可能性もあります。

いくら時代がジェンダーレスを受け入れる風潮になったとはいえ、身体的な強さは男性のほうが上。断り方1つで最悪の展開になる恐れもあることは、頭の片隅に覚えておきましょう。
 

「断る」より「萎えさせる」が吉?

恋心は制御しづらい感情です。自身の恋心でさえコントロールするのは難しいのに、他人の気持ちを操縦するのはもっと大変なはず。そんな相手の「好き」は、諦めさせるより薄めさせるほうが簡単です。

何かをきっかけにあなたのことを好きになった相手は、あなたのことを全て知っているわけではありません。むしろ恋心フィルターにより、実物以上に「美化」していることでしょう。ならば「ガッカリ」させればいいのです。

可能であれば、実行前に「私のどこが好きか」相手にリサーチしてみましょう。好きなポイントを答えてきたら、ひとまず「それ美化しすぎ」と流してください。あとは相手と接触するたび「思ってたのと違うかも」と気づかせるよう振舞うのです。

好きなポイントが顔であれば、なるべくブサイクな表情を見せる。好きなポイントが優しさであれば、手のひら返しで冷たくする。ファッションや体形ならば、しばらく体形カバーのダサい服で過ごしましょう(笑)

相手の恋心をしぼませるためには、相手が萎えるよう仕向けるのが1番。そんな意地悪できないと思うのであれば、あなたもまんざらではないはず。断るよりも、相手を知るために近づいてみてはいかがでしょうか。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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