資産運用

Q. 新NISAの投資信託選びで絶対に外せないポイントは?

新NISAの疑問について、著書『知りたいことがぜんぶわかる!新NISA&iDeCoの超基本』を上梓した経済ジャーナリストの酒井富士子さんがお答えします。今回は、「新NISAの投資信託選びで絶対に外せないポイントは?」についてです。

酒井 富士子

執筆者:酒井 富士子

60代の得する働き方ガイド

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新NISA

新NISAの投資信託選びで絶対に外せないポイントは?

2024年1月からスタートする新NISA。年間の投資枠が大幅にアップするなど使い勝手が良くなりますが、「仕組みが理解できない」「自分に合った投資方法が分からない」などと活用をためらっている人も多いのではないでしょうか。
 
このような悩みに対して、著書『知りたいことがぜんぶわかる!新NISA&iDeCoの超基本』を上梓した経済ジャーナリストの酒井富士子さんがお答えします。今回は、「新NISAの投資信託選びで絶対に外せないポイントは?」についてです。

Q. 新NISAの投資信託選びで外せないポイントを教えてください

「新NISAのつみたて投資枠で投資信託を購入しようと思っていますが、投資信託選びで外せないポイントがあれば教えてください」

A. 投資信託を選ぶ際は手数料に注目してみましょう

NISA口座の開設後、投資ビギナーの方がまず悩むのが「どの金融商品を買えばいいのか」という問題です。

投資ビギナーの方は、質問者さんのようにつみたて投資枠で購入できる投資信託から選ぶとよいでしょう。つみたて投資枠では、金融庁が厳選した「長期・積立・分散」投資にぴったりな投資信託がそろっているからです。
投資信託にかかる3つの手数料

出典:酒井富士子『知りたいことがぜんぶわかる!新NISA&iDeCoの超基本』(Gakken)

投資信託を選ぶ際はまず、手数料に注目してみましょう。

投資信託の手数料は、購入時に証券会社や銀行などに支払う「販売手数料」、保有中に運用管理費として毎日計算される「信託報酬」、売却時に支払う「信託財産留保額」の3種類があります。

ただ販売手数料については、新NISA向け投資信託はすべて無料(ノーロード)です。また、信託財産留保額もほぼかかりません。
信託報酬とリターンの関係

出典:酒井富士子『知りたいことがぜんぶわかる!新NISA&iDeCoの超基本』(Gakken)

信託報酬に関しては、どの投資信託も必ずかかります。信託報酬は運用が長期になるほど大きな額になり、将来の収益に大きく影響します。だから、商品を選ぶ時は信託報酬の安さをポイントにするといいでしょう。
新NISA

新NISAについてより詳しく知りたい方は、酒井富士子さんの著書『知りたいことがぜんぶわかる!新NISA&iDeCoの超基本』(Gakken)をお読みください。


 
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