今回は、帽子やサンダル、日傘、扇風機など、この夏お世話になった夏アイテムの洗濯の仕方やメンテナンス方法をご紹介します。
汗が染み込んだ帽子の洗濯方法
人の頭は思っている以上に汗をかいています。見た目は汚れていなくても、汗や皮脂が染み込んでいることがあり、そのままにしておくとカビやシミのもとになりかねません。しっかりと汚れを落としてから夏じまいするようにしましょう。▼洗えない素材の帽子のメンテナンス方法
洗えない素材のものや、1、2回しか使っておらず、汗がほとんど付いていないものでも、おでこなど皮膚に接している部分の汚れは落とすようにしましょう。 濡らしてしっかり絞ったタオルなどでポンポンと叩くようにして汚れを吸着し、あとはしっかり乾かしてから収納します。家庭では洗えない帽子を頻繁に使ったのであれば、クリーニングに出すことをおすすめします。
▼洗濯機で帽子を洗う方法
洗濯機で帽子を洗う場合は、帽子に合ったサイズのザル、タオル、洗濯ネットを用意します。
ザルに帽子をかぶせ、タオルで全体を包んでから洗濯ネットへ。洗濯ネットの中で帽子が動かないように、洗濯ネットが大きい場合は結んでサイズを合わせます。 干すときもザルに被せた状態で干すと、型崩れを防ぐことができます。
皮脂や汗でベタベタになったサンダルの洗い方
裸足で履くサンダルには、皮脂や汗がたっぷり付いてしまっています。革など自宅で洗うのが難しい素材のサンダルは、濡らして絞ったタオルでポンポンとたたき、しっかり乾燥させるか、クリーニングに出すといいでしょう。ビーチサンダルの汚れが目立つところは、洗濯洗剤やボディソープなどを付けた歯ブラシを使って汚れを落とします。 目立つ汚れを落としたら、酸素系漂白剤で30分から1時間付け置きをすると、細かい部分の汚れなど全体の汚れを落とし除菌することもできます。その後は真水で洗い流し、日陰でしっかりと乾燥させましょう。
ホコリ汚れが付いている日傘の洗い方
日傘にも意外と汚れが付いてしまっています。洗えない素材のものは、濡らしてしっかりしぼったタオルで全体を拭き、日陰干しをしてから仕舞うようにしましょう。洗える素材の場合は、お風呂場でボディソープや洗濯洗剤を使い、全体を洗います。その後はしっかり水で流して洗剤が残らないようにしましょう。あとは陰干しで乾燥させます。その際、傘の骨の部分がさびないように、最初に布で拭いておくことをおすすめします。
扇風機のメンテナンス方法
冬に扇風機を使うご家庭も、夏に付いたホコリは早いうちに落としておきましょう。まずはコンセントを抜くことを忘れずに。続いて分解できる部分は分解して、パーツごとに濡らして絞った布で拭いていきます。カバーが外せず分解できないタイプのものは、ブラシなどでホコリを取っていき、最後に布で拭き上げると汚れが落ちます。
長く暑さの続いた今年の夏。夏にお世話になったアイテムには、例年以上に汚れがたまっています。来年の夏もきれいな状態で使うために、ぜひしっかりとメンテナンスをして夏じまいをしてくださいね。