株主優待

投資家・桐谷さんに質問!「株取引と将棋に共通点はありますか?」

元プロ棋士で、個人投資家の桐谷広人さんが、YouTubeチャンネル『All Aboutマネー』のライブ配信に出演。読者や視聴者から寄せられた投資や株主優待にまつわる質問に、回答してくださいました。今回は「株取引と将棋の共通点」についてです。

執筆者:All About 編集部

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元プロ棋士で、個人投資家の桐谷広人さんが、YouTubeチャンネル『All Aboutマネー』のライブ配信に出演し、読者や視聴者から寄せられた投資や株主優待にまつわる質問に回答してくださいました。
 

Q. 株取引と将棋に共通する点はあります?

「株取引と将棋に共通する点はありますでしょうか?」(かにまる)

――今回はこんな質問に、桐谷さんが答えてくださいました。
 

「先を読むことが大事で、『記録をつける』というのは共通しています」(桐谷さん)

私がプロ棋士の卵のとき、先輩から「自分の指した将棋の記録をつけるように」と言われ、記録をつけていました。株をやりだしてからも、同じように記録をつけるようにしています。

東京証券取引所(東証)の「適時開示情報閲覧サービス」を見ると、上場している会社の情報が毎日たくさん発表されています。忙しくて全部を見る時間はないので、検索のところに「優待」と入れてクリックすると、平均で2~3社出てきます。それらの内容を見て「書いておいた方がいい」という開示情報を優待ノートに書いています。

例えば、2022年12月26日に瑞光<6279>という会社の株価は1株641円、配当が2.53%ありました。その日同社が、1年に1回2000円のQUOカードをくれるという優待情報を発表したんです。配当と優待を合わせると利回りは5.65%。私は翌日すぐに同社の株を買いましたね。

その後、瑞光の株価は徐々に上がっています。なるべく早くいい優待情報を見つけて買えば、儲かるわけですね。そういう意味で私は、記録をつけるようにしています。

――重要な銘柄情報の記録をつけておくことで、後で振り返って比較・検討することができ、先を読むための判断材料にもなるということですね。「良い優待銘柄を見つけたい!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

教えてくれたのは……桐谷広人さん

1949年広島県出身。将棋棋士・投資家。日本テレビ系バラエティ番組『月曜から夜ふかし』に出演し、現金を使わない「株主優待生活」が話題になった。現在はテレビや講演会、雑誌などで幅広く活躍。『日経マネー』(日経BPマーケティング)、『ダイヤモンドZAi(ザイ)』(ダイヤモンド社)で連載中。
 
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