Q. ほめるときに白々しくならない、自然なほめ方はありますか?
相手の心に響くとっておきのほめ方ができる人は、どこが違うのでしょう?
Q. 「相手のことを『すごいな、素敵だな』と心の中で思うことがあっても、うまく伝えることができません。白々しく思われないか不安で、いつも何も言わないままになってしまいます。どうすれば上手に人をほめられますか?」
A. ほめることは「感動」を伝えること。シンプルに素直に「いいね!」を伝えよう
ほめることをむずかしく考える必要はありません。ほめることは、相手に対して感じた「感動」を言葉にすること。相手の何かに「いいね!」と感じた瞬間、その気持ちを言葉にしてみましょう。これが、相手の心にもっとも響くほめ言葉です。髪型を変えた相手が似合うと思ったら「髪切ったんだね。すっごく似合ってるよ!」。作ってくれた料理がおいしいと思ったら「おいしい!このソース、絶妙!」。このように相手に対して感じた感動を素直に言葉に出せる人は「ほめ上手」といわれます。
タイミングよく言えなかったなら、あとで伝えてもいいのです。「あのときのフォロー、すごくよかったよ。自分にはとても思いつかないよ。さすが!」というようにです。感動したことは、遠慮せずにどんどん伝えていきましょう。
無理にほめると、不自然になるだけです。ほめることは相手に対する感動を伝えること。ただそれだけでいいのです。