そこで今回は、家事アドバイザーの筆者が出張や個人旅行のときに実践している、旅行の荷物を小さく軽くするテクニックをご紹介します。
衣類は圧縮バッグを使ってコンパクトに
ポリプロピレン製などの衣類圧縮袋は以前よりありましたが、ここ数年で見るようになった圧縮バッグは何度も繰り返し使うことができるのでおすすめです。画像のものはダイソーの「圧縮バッグ」550円(税込)。2層の収納部分に衣類を入れて、ダブルジッパーを閉めることによって、コンパクトに圧縮することができます。
小物収納はケースタイプよりも袋タイプ
旅行に細々としたものを持って行く場合、画像左側の厚みのあるビニールタイプのケースよりも、右側の袋タイプのものにするとかさばらずに済みます。ダイソーの「トラベルスライダーバッグ」はマチがあり収納力抜群。8枚入りで税込110円です。箱ものは、箱から出して小分け袋に入れる
国内であればコンビニやドラッグストアが長時間オープンしているので、薬類も入手しやすいですが、海外に行く場合はある程度の薬の準備はしたいもの。しかし箱に入れたままではかさばってしまうので箱から出してコンパクトにします。ただし、いざ必要というときに何錠飲めばいいのか等、分からなくなるので、説明書きを一緒にダイソーなどで買える小袋に入れ、それらをまとめておくと便利です。基礎化粧品は小分けケースよりもコットンと小物袋で
旅行のときに持っていく基礎化粧品は、旅行用の小分けケースを使ったり、試供品などの小さなパウチに入ったものを持っていったりする人も多いでしょう。しかし小分けケースは使ったあとに洗うのが手間がかかり、パウチのものは一度に使い切らず、立てかけておいて倒れてあふれることもあります。数年前に0泊で海外出張が入り、飛行機内でメイクを落としたりしなければならなかったときに筆者が考えついたのが、コットンに基礎化粧品を染み込ませて持っていくという方法です。使い終わったら捨てるだけで、中身があふれることもなく、何より荷物をコンパクトにできるのでおすすめです。
メイク道具はパレットにまとめる
意外とケースばかりが大きいメイク用品。使っているものが中身だけ取り外し可能なものであれば、メイクパレットにまとめてしまうとコンパクトに持ち歩くことが可能です。また旅行の荷物を軽量化するだけでなく、一つ一つのケースを開けて、閉じてということなくメイクができるので時短にもつながります。どれも少しのことですが、この積み重ねで荷物をコンパクトに軽量化することができます。ぜひお試しください。