夏も終盤ですね。秋はすぐそこにいるはずです。しかし! まだまだ秋を感じるには暑すぎるし、いまだにベランダの観葉植物は強い日光にあたってうなだれているじゃありませんか。まだまだ、プールにお祭りにと繰り出していきましょう!
さあ、 All About編集部が全国の男女に実施した「夏のイベント思い出エピソード」アンケートに寄せられた回答の中から、「ついうっかり」に関するエピソードをピックアップしてご紹介していきますよ。
海で「忘れる」といえば……
水着と着替えは「セット」でどうぞ
夏には、水に濡れることも多くあります。海、プール、お祭り、ゲリラ豪雨……体が冷えても風邪をひかないことをいいことに、人は夏に野外でびしょぬれになるのです。故意に濡れに行った場合、必要になるものは2つ。まず1つ目は水着ですね。
「今の夫と結婚する前に海水浴に行ったら、夫が水着を忘れて海に入れなかった(30代・女性)」
こういうとき、「もう服のまま泳いじゃおうかな?」というアイデアに、「GO!」となるためには諸条件がございます。今、短パンをはいていること、近所のコンビニで替えのパンツが購入できること、海の家でシャワーや水道が使えること、同行者が海で濡れた服を水で洗ってから乾くまで待ってくれるほどに気が長いこと。
以上の条件がすべてそろった場合は、水着を忘れたとて服のまま海で泳げます。……なかなか厳しい条件です。
さて、2つ目は着替えです。
「お祭りで水びたしになるイベントに家族で参加しましたが、着替えを持ってきていると勘違いし、家族全員びしょびしょのまま車に乗って帰ったことがあります(40代・男性)」
車でよかった! 電車だったらと思うとぞっとしますね。家族というものは、「誰かがきっと用意しているはず」と甘えあうものでもあります。日帰り温泉用のタオルと着替えを常に車にのせておくのはいかがでしょうか。
次は、「忘れた」といっても違う忘れ方です。
「旅行で県外のプールに行って楽しみ、帰ってきて水着を洗濯しようと取り出したら、私と子どもの分の水着がまるごとなくて、旅行先に忘れて帰ったことに気が付きました。片道4時間以上かかる場所だったし、旅行先に送り返してもらうのも気が引けたので、結局そのまま忘れて帰ったままになりました(30代・女性)」
「気が引ける」ってすごくよくわかります。傘とか眼鏡とかだったら気軽に連絡をするのですが、濡れた水着は、やっぱりねえ……。
これぞ「忘れて恥ずかしかった」の最強か!
こちらは「忘れる」ということではありますが、物ではございません。まずは、しっぽ(状の物体)のしまい忘れです。
「夏祭りの会場で、トイレから出た後、スカートからトイレットペーパーが出ていたことに気づかず、2時間くらい歩いていました……(40代・女性)」
いや~ん!
そして、ワンピースの裾の下げ忘れ。
「夏に花火大会に行ったときのことです。当時付き合っていた彼氏と見に行き、途中でトイレに行きました。私はマキシ丈のワンピースを着ていたのですが、トイレから出てきて彼の元に駆け寄ったら、彼がびっくりした顔で私にそっと「服めくれてる」と。ちょうどスカート部分がめくれていて、下着が見えていました。もう顔から火が噴き出す勢いで、恥ずかしかったです。しかもその時にはいていたのが真っ赤な下着だったので、余計に恥ずかしかったです(20代・女性)」
いや~ん!
今度は、上げ忘れ。
「ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行って1日過ごしたのですが、帰り際に当時付き合っていた彼女にズボンのチャックが開いていることを指摘されて、めちゃくちゃ恥ずかしくて、帰りの電車で何をしゃべったか、全然思い出せなかった(50代・男性)」
お相手のほうも、言うべきなのか、黙っておくべきかを秒で悩んだに違いありません。付き合いたての繊細な時期ですと、これが原因でなんとなく連絡が取りにくくなるなどということにも発展しかねない夏の大事件。
なにごとも、忘れていないかのチェックは怠るべからずという、夏の教訓でありました。
さあ、夏も終わりかけですが、「夏の思い出づくり」には、まだ間に合いますよ!
【#1】フェスで盛り上がって肩を組んだら元カレ!? 「夏の恋人たち」の気まずさと悲しみ
【#3】廃墟、幽霊、狐狸、血まみれの足…夏に遭遇した「身の毛もよだつ!?」とっておきホラー
【#4】夏に「出る」のは、お化けだけじゃない! 山にも海にも出た! 街には「ネズミ」が大量発生?
【#5】水辺で起きた「夏の事件簿」。脱げたり消えたりする「水着」が引き起こす赤面エピソード!
【#6】3時間踊り続けるおばあさんを目撃!フェスで、お祭りで、テーマパークで起きた「夏の小さな事件簿」